時代の変化を捉えたトータルな進化
俳優・前川泰之さんは、変化の時を敏感に察知していた。
「俳優という仕事も、演じる役の魅力を高める一つの方法として、自分本来の人柄や趣味性も加えながら演じることも大切になってきました。スーツも、大事な部分は残しつつ余計なものは省き、素材や仕立てで本質的な着心地を追求することが時代のニーズになっている。今、時代の過渡期なんだと感じています」
自動車も変化の時を迎えている。 メルセデス・ベンツCクラスは、Sクラス譲りの技術やデザインを受け継ぐフルモデルチェンジにより、かつてない進化を遂げた。ボディはわずかにワイド＆ロングとなり、ボンネットには躍動的なパワードームを採用。スリーポインテッドスターをあしらったグリルをはじめとするフロントマスクや、重心が低く伸びやかなフォルムもスポーティなイメージを搔き立てる。
パワートレインにはISG（インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター）を導入し電動化を実現。マイルドハイブリッドシステムにより、エンジン始動時や変速時の滑らかさが格段に向上した。ハンドルを切ると後輪も左右に傾くリア・アクスルステアリング（オプション設定）も小回り性能をアップさせている。
インテリアの中で特に目を引くのは、11.9インチという大型メディアディスプレイ。これにより対話型インフォテインメントシステム「MBUX （メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス）」や、実際の路上映像に案内を表示するARナビゲーション（オプション設定）で快適性も向上した。前川さんはCクラスの印象を、こう語る。
「見た目はグッとスポーティになり、インテリアは上質さが際立っている。大型タッチパネルも非常に使いやすい。ISGのおかげで、運転もよりスムーズになり、小回りも利く。別格の進化を遂げたなという印象です。ラグジュアリーとスポーティがバランスよく融合され、時代の空気を反映した進化に共感を覚えます」
ドライバーに新時代の満足感を提示するCクラスという選択肢の登場を歓迎したい。
