「仕事をラクにする」新しい服50のルール
“デニスラ”入門は今がベストタイミングだ
この数年、目にする機会が増えているデニムスラックス。ビジカジが浸透した今こそ、実践するチャンスといえる。デニム素材で大丈夫? 慎重派の方もいるかもしれないが、形がスラックスゆえ、くだけすぎて見える心配はないのでご安心を。
ノータイ姿を脱チノパンで新鮮に
ノータイのビジネススタイルといえば、ついついお手軽にチノパンを合わせがち。が、それをデニスラに変えると新鮮さが感じられる、気の利いたスタイルに。デニムスラックスはカジュアルなアイテムだけにスポーティなブレザーや、軽快なスリッポンで装いに統一感を持たせたい。
ROTA(ロータ)
Point!
デニムの表情で味わいある佇まい
大人に相応しい適度なゆとりが貫禄を感じさせる
こちらは股上を深く設定し、ワタリ幅とプリーツ分量にゆとりを持たせたモデル「581」。美しいテーパードに、1プリーツのクラシックな佇まいも魅力だ。チノパンをデニスラに置き変え、新鮮な装いを楽んでみてはどうだろうか。パンツ4万1800円(ビームス 六本木ヒルズ)
タイドアップをきれいめにドレスダウン
折り目正しいタイドアップ姿をビジカジ仕様にドレスダウンしたい。そんなときこそ、デニスラを活かすべき。ネクタイ+ウールのスラックスだとどうしても堅苦しさが出てしまうところをデニスラに置き換えることで問題解決。それでいて品格を損なわないのも嬉しい。
GERMANO(ジェルマーノ)
Point!
クリース入りでドレッシー
ストレッチ性抜群で、楽ちんにお洒落が楽しめる
脚の曲げ伸ばしが楽なストレッチ仕様のデニムスラックス。股の付け根からヒップまでの距離が長いため、ヒップ周りは快適だ。1タック+クリース入りでタイドアップにもすんなり馴染んでくれる。2万7500円(バインド ピーアール)
[MEN’S EX Autumn 2021の記事を再構成]
※表示価格は税込み。