「仕事をラクにする」新しい服50のルール
最高級スーツをポロシャツinで普段使いする
一張羅のスーツは、ここぞというときにドレスアップして着るもの……そんな固定観念に縛られては損。洒落者たちは今、最高級の仕立て服をドレスダウンして日常使いしている。その常套手段が、ポロシャツをインしてシンプルにこなす装いだ。本当にいいものを、気負わずに楽しむ。これが今のムードなのである。
洒落者再注目の鹿の子ポロをin
フレンチトラッドリバイバルの追い風もあり、ウェルドレッサーの間で人気再燃中なのが鹿の子ポロ。あえて本格スーツと合わせることでトラッドとエレガンスのコントラストが生まれ、洒脱さに繋がる。着込んでヨレたものを合わせても粋だ。
CICCIO×LACOSTE(チッチオ×ラコステ)
格調高いスーツにあえてスポーティなポロを
ナポリ仕込みの技を振るうチッチオのスーツにラコステの定番ポロをイン。清冽で品格にあふれたスーツに、あえてスポーティなポロを挿すツイストが洒脱の要だ。スーツ63万8000円~〈オーダー価格〉(チッチオ ジャパン) ポロシャツ1万5400円/ラコステ(ラコステお客様センター)
いまや定番のニットポロをin
より手軽にドレスダウンを実践したいなら、鹿の子よりドレッシーなニットポロが合わせやすい。襟ボタンは一番上まで留めて、ミニマルに着こなすと胸元がだらしなく見えず綺麗にまとまる。ここでは黒を合わせたが、差し色を効かせても◎。
SARTORIA CAVUTO×JOHN SMEDLEY(サルトリア カヴート×ジョン スメドレー)
仕立て服にも映える名門ニットポロの気品
こちらはよりオーソドックスな合わせ。名門ジョン スメドレーのニットポロなら、フィレンツェスタイルの仕立て服にもすんなりハマる。今や秋冬の定番技だ。スーツ50万円~〈オーダー価格〉(サルトリア カヴート) ニットポロ3万6300円/ジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー)
[MEN’S EX Autumn 2021の記事を再構成]
※表示価格は税込み。