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High Gauge Cardigan Style

ジョン スメドレーのカーディガン、コーディネート
カーディガンは冒頭のジョン スメドレーと同じ。ニット3万4100円/ジョン スメドレー、パンツ4万5100円/イガラシ トラウザーズ、靴7万5900円/クロケット&ジョーンズ(以上ビームス 六本木ヒルズ)

ネイビージャケットを羽織る感覚でよりリラックスしたムードを楽しむ

 

「少し前までカーディガンはシャツと合わせるのが一般的でしたが、今はよりリラックス感の高いニット オン ニットの装いが気分です。ハイゲージ系の場合、1980年代に人気を博したフレンチアイビーのアンサンブルスタイルがおすすめ。当時も色物を合わせることは一つの定番でしたが、同系色のニットをレイヤードすることで現代的にアップデートしています。カーディガンのボタンは全て開けて、ジャケット感覚で羽織るのもポイント。ニットジャケットやライトコンストラクションのジャケットよりもさらに寛いだムードを楽しめます」

[ UPDATE POINT ]

  • インナーの色みをずらして変化系アンサンブルに
  • チェックパンツでフレンチ風にまとめる




Middle Gauge Cardigan Style

ドルモアのカーディガン、コーディネート
カーディガンは冒頭のドルモアと同じ。ニット2万8600円/ドルモア、パンツ4万4000円/PT TORINO、靴3万6300円/ポルペッタ(以上ビームス 六本木ヒルズ)

’80年代的トラッドスタイルを色柄選びでアップデート

 

「ざっくりしたミドルゲージのカーディガンも、シャツではなくニットを合わせるのが今の気分。こちらはショールカラーや大きめのボタンなど、右のハイゲージカーディガンより存在感があるため、インナーは同色にしてシンプルにまとめました。こちらも’80年代のフレンチトラッドをイメージしたコーディネートですが、当時はタータンチェックのパンツを合わせるのが定番だったのに対して、ガンクラブチェックをチョイスすることでアップデートを図っています。靴は秋らしく軽快感も備えたダーティバックス。こういうトラッドな靴も今、気分ですね」

[ UPDATE POINT ]

  • 存在感あるミドルゲージは同色インナーでシンプルに
  • ダーティバックスでトラッドな足元に


ビームス クリエイティブディレクター
中村 達也さん

1963年、新潟県生まれ。アイビーからブリティッシュ、フレンチ、イタリアンクラシックと各国のスタイルをリアルタイムで経験。“時代性のあるクラシック”を常に模索している。



[MEN’S EX 2021年10月号DIGITAL Editionの記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
※表示価格は税込み。

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