デザインによってフォーマル度は変わる
スーツには内羽根かモンクストラップ、外羽根は基本ジャケパン向きだ。だがメダリオンなどの装飾をそぎ落とした上写真の外羽根Uチップのようなデザインなら、フランネル素材やチェック柄などカジュアルな雰囲気で着られるスーツや、インナーにニットを合わせるなどドレスダウンしたスーツスタイルには合わせることも許容範囲と言える。
コインローファーなどのスリッポンはジャケパンや休日スタイルに好適だ。TPOによっては、靴選びを間違えると「この人はわかっていないな」と思われることにも繋がるので、基本の目安は押さえておきたい。
Q.「コインローファー」と「タッセルローファー」どっちがドレス向き?
コインローファーは一般的にカジュアル靴として認知。タッセル付きのローファーは品があり、スーツに合わせやすいとされている。
Q.表革と裏革ドレスコードを左右する?
一般的なドレス靴は表革を多く使い、スーツスタイルの定番。またスエードなどの裏革はラフな趣が強く、カジュアルな装いとマッチ。
Q.黒靴と茶靴どっちがいい?
元来格調高い正装の色である黒は靴もよりドレッシーな印象。茶靴はカントリーな色の印象もありややカジュアルな趣。場にあった選択を。
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「ビジネスの装いルール完全BOOK」
<⽬次>
第1章: 知的に⾒せるサイズ選びの正解
第2章: スーツの装い、基本の着⽅
第3章: 合わせ⽅の基本セオリー
第4章: ⾜元こそ装いの画⻯点睛
第5章: 上質な快適を装う
第6章: ⾮⽇常時にこそ試される教養
第7章: スーツのディテールには役割がある
本体価格:1000円+税
発行:世界文化社
[『ビジネスの装いルール完全BOOK』の記事を再構成]