大人の白黒デニムは「完全モノトーン」だと失敗するかも!

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白黒デニムはモノトーン+1色で着る

今、久々に人気が高まる白&黒デニム。その着こなしには、インディゴとは少々違う技が要求されるが、本誌がおすすめしたいのはクールなモノトーンに+1色。白黒のみに絞らないところがポイントだ。

黒トップスと差し色インナーでフレンチ的にまとめる

 
白黒デニムはモノトーン+1色で着る_P32メイン
デニム3万5200円/PT TORINO(トゥモローランド) ニット4万1800円/キャバン(キャバン 代官山店) ポロシャツ1万8700円/ラコステ フォー ユナイテッドアローズ、靴7万7000円/パラブーツ フォー ユナイテッドアローズ(以上ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店) 時計44万円/ブライトリング(ブライトリング・ジャパン) ソックス〈スタイリスト私物〉

アイビーっぽく見せないのが今の流儀
ホワイトデニムはアイビー御用達のパンツだが、かといって全身をアメトラ風にまとめるのは時代錯誤の感あり。今なら、フレンチムードでコーディネートするのが得策だ。具体的には、トップスはクールな黒。そしてインナーに綺麗な差し色をプラスするとよい。全身をモノトーンでまとめるとやや無味乾燥だが、+1色が効いてなんとも小粋な佇まいになる。チラリと覗かせたボーダーソックスもポイント。



黒ジャケットを合わせるならアンコン仕立てを

LEVI’S® MADE & CRAFTED®(リーバイス® メイド アンド クラフテッド®

 
白黒デニムはモノトーン+1色で着る_P34サブ1

モダンなテーパードシルエットが白デニムの清潔感を後押し
リーバイスの白デニムといえば501が真っ先に思い浮かぶが、こちらは「512」。スリムテーパードのシルエットが、クリーンな白デニムの魅力を引き立てている。ジャケット、靴を黒で揃えつつ、オレンジがかった赤のニットで+1色。黒無地ジャケットを合わせる場合、カッチリしたものは白デニムとミスマッチ。このように軽やかなアンコン仕立てがおすすめ。

デニム2万2000円(リーバイ・ストラウス ジャパン) ジャケット12万1000円/ボリオリ(三崎商事) ニット3万800円/ジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー) 靴13万7500円/ジェイエムウエストン(ジェイエムウエストン 青山店)

黒のアウターはスポーティなテイストを選ぶべし

JACOB COHEN(ヤコブ コーエン)

 
白黒デニムはモノトーン+1色で着る_P34サブ2

高いストレッチ性で快適さにも優れた美脚白デニム
ヤコブ コーエンのベストセラーであるスリムテーパードシルエットの「J688」。抜きんでた美脚力に加え、ストレッチ性に優れているのも魅力だ。春ならカーディガンやジャケットだけでなく、黒のアウターを合わせてみるのもいい。薄手の素材で、フーデッドコートのようにスポーティ感のあるものを選べば、ロング丈でも重苦しく見えることはないはずだ。差し色には鮮やかなイエローを選択。シャープになりすぎず優しげな印象も演出できる。

デニム5万3900円(ヤコブ コーエン 東京ミッドタウン店) コート10万7800円/マッキントッシュ(マッキントッシュ青山店) ニット2万5300円/グランサッソ、靴4万2900円/フェランテ(以上エスディーアイ)

2024

VOL.341

Spring

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