白黒デニムはモノトーン+1色で着る
今、久々に人気が高まる白&黒デニム。その着こなしには、インディゴとは少々違う技が要求されるが、本誌がおすすめしたいのはクールなモノトーンに+1色。白黒のみに絞らないところがポイントだ。
黒トップスと差し色インナーでフレンチ的にまとめる

アイビーっぽく見せないのが今の流儀
ホワイトデニムはアイビー御用達のパンツだが、かといって全身をアメトラ風にまとめるのは時代錯誤の感あり。今なら、フレンチムードでコーディネートするのが得策だ。具体的には、トップスはクールな黒。そしてインナーに綺麗な差し色をプラスするとよい。全身をモノトーンでまとめるとやや無味乾燥だが、+1色が効いてなんとも小粋な佇まいになる。チラリと覗かせたボーダーソックスもポイント。
黒ジャケットを合わせるならアンコン仕立てを
LEVI’S® MADE & CRAFTED®(リーバイス® メイド アンド クラフテッド®)

モダンなテーパードシルエットが白デニムの清潔感を後押し
リーバイスの白デニムといえば501が真っ先に思い浮かぶが、こちらは「512」。スリムテーパードのシルエットが、クリーンな白デニムの魅力を引き立てている。ジャケット、靴を黒で揃えつつ、オレンジがかった赤のニットで+1色。黒無地ジャケットを合わせる場合、カッチリしたものは白デニムとミスマッチ。このように軽やかなアンコン仕立てがおすすめ。
黒のアウターはスポーティなテイストを選ぶべし
JACOB COHEN(ヤコブ コーエン)

高いストレッチ性で快適さにも優れた美脚白デニム
ヤコブ コーエンのベストセラーであるスリムテーパードシルエットの「J688」。抜きんでた美脚力に加え、ストレッチ性に優れているのも魅力だ。春ならカーディガンやジャケットだけでなく、黒のアウターを合わせてみるのもいい。薄手の素材で、フーデッドコートのようにスポーティ感のあるものを選べば、ロング丈でも重苦しく見えることはないはずだ。差し色には鮮やかなイエローを選択。シャープになりすぎず優しげな印象も演出できる。