今月の勝ち色「グリーン」
コーディネイト実例（画像４点）
［STYLE2］知的かつ“万人受け”の最強コンビ
「青みがかったグリーンのタイは、知的な印象も加わり、スーツの紺とも相性抜群。シャツでもグリーンをリンクした馴染みの良さで、初めて行く商談等でその場の緊張をほぐす効果も」
［STYLE3］黒の強さが生きた「頼れる兄貴」なスタイル
「カーキのような黒が入ったグリーンは、黒が持つ強さや安定感も色の印象に含まれます。グリーンで見せる“強さ”は怖くなく、包み込んでくれるような頼れる上司といったところ」
［STYLE4］控えめな存在感を放つ「名脇役」なコーデ
「都会的なグレー＋シャープなストライプによってぐっと洗練度が高まる装い。グリーンやグレーに控えめなイメージもあり、相手を引き立てつつ存在感を放つ名脇役を目指す時に好適です」
［STYLE5］寛ぎつつ高級感も纏えるカジュアル
「濃紺ブレザーのようなダークトーンは高級感を印象づけます。ブルーはグリーンと寒色系同士であり、同じく自然界に存在する（空と緑）色なので心地よさを感じさせる配色となります」
column
色にまつわる豆知識
「緑×赤」は時として好相性
刺身のツマに、大葉など緑のものが添えられていることが多いが、あれはマグロなど赤身を補色の緑が引き立てる効果を生かして置かれているもの。用途によって緑×赤も役に立つ。
カラープロデューサー
今井志保子さん
独自のパーソナルカラーの理論をもとにセミナー講師の他、執筆、パーソナルカラーカウンセリングも行う。色彩心理学にも精通する。
［MEN’S EX Spring/Summer 2021の記事を再構成］（スタッフクレジットは本誌に記載）
