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“引き締まった乗り心地”で街乗りまでこなす

BMW M5
新型5シリーズ同様に、L字型LEDライトを採用したヘッドライトなどを装備。ボディサイズは全長4990×全幅1905×全高1480mm、ホイールベース2980mm。

試乗車はM5コンペティションだった。エクステリアでは、ハイグロス・ブラック仕上げのキドニーグリルやフロントフェンダー後方のアウトレット、サイドミラー、リヤスポイラーなどが特徴だ。

BMW M5のエンジン
コンペティション専用に改良されたV8エンジンを搭載。より直接的な動力伝達を可能とする専用エンジン・マウントも採用されている。

パワートレインはM社製4.4リッターV8ツインターボエンジンに8速ATを組み合わせる。ベースモデルのM5が最高出力600psなのに対して、コンペティションは25psアップの625psに、最大トルクは変わらず750Nmで、0-100km/h加速は3.3秒と驚くほどに速い。駆動方式はM専用にセッティングされた「M xDrive」と呼ぶ4輪駆動で、DSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)をオフにした場合にはFR(後輪駆動)に切り替えが可能という、Mモデルらしいこだわり仕様だ。

BMW M5のMモード・ボタン
M5では初採用のMモード・ボタンに、運転支援装備の快適・安全装備をすべて無効にできるトラックモードを備えるなど、さらにアグレッシブな走りを想定した装備だ。

エンジンやシャシー、ステアリングの特性は、それぞれ「コンフォート」(エンジンはエフィシエント)、「スポーツ」、「スポーツプラス」のモードがあり、任意の組み合わせをステアリングの左右に備わるM1、M2ボタンに記憶させることが可能。

コンフォートモードなら硬すぎるということはなく街乗りも何ら問題なくこなせる。ただし、その筋肉質で引き締まった乗り心地から、そして600ps超の強心臓の魂動からは只者ではないことが伝わってくる。その一方で、渋滞時には限りなく自動運転に近い手ばなし運転もできる最新安全性能も備えたというのだから、その振り幅の広さには驚くばかり。“羊の皮を被った狼”のコンセプトは、最新モデルであっても健在なのだ。

文/藤野太一 写真/デレック槇島、ビー・エム・ダブリュー 編集/iconic

<p>高負荷条件時にも優れた安定性を実現するという、M専用インテグレーテッドブレーキシステムを装備。ドライバーが任意に減速度の調整も可能に。</p>

高負荷条件時にも優れた安定性を実現するという、M専用インテグレーテッドブレーキシステムを装備。ドライバーが任意に減速度の調整も可能に。

<p>後輪駆動を重視し、リアへ優先的に駆動力を振り分ける4輪駆動システム、M xDriveを採用する。</p>

後輪駆動を重視し、リアへ優先的に駆動力を振り分ける4輪駆動システム、M xDriveを採用する。

<p>M サイド・ギルはエア・ブリーザーを搭載し、空気抵抗を効果的に抑える。</p>

M サイド・ギルはエア・ブリーザーを搭載し、空気抵抗を効果的に抑える。

<p>2020年に改良された5シリーズ同様に最新運転支援技術を搭載した。コネクテッドシステムも音声認識や、スマートフォンによるエンジン始動などが可能となっている。</p>

2020年に改良された5シリーズ同様に最新運転支援技術を搭載した。コネクテッドシステムも音声認識や、スマートフォンによるエンジン始動などが可能となっている。

<p>サイドボルスターや肩回りがせり出した形状で、立体的なデザインの新開発スポーツ・シートを装着。</p>

サイドボルスターや肩回りがせり出した形状で、立体的なデザインの新開発スポーツ・シートを装着。

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