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フォーミュラカーのような感覚ですらあるハンドリング

マクラーレン 720S
ボディサイズは全長4545×全幅1930×全高1195mm。ヘッドライトとターンシグナル、エアインテークを組み合わせた大型のライトユニットを備えた。

思い返せばブランド初代となった12Cはスーパーカー界に“乗り心地革命”を起こしたモデルだった。日常性と高性能を両立したスーパーカーだったのだ。その特徴は第2世代となっても変わらない、どころかさらなる進化を遂げている。街中での扱いやすさは天下一品。

もちろん、720Sの真価はスポーツドライブにこそあった。パワートレインとハンドリングのモードをトラック(サーキット)に切り替えるとメーターパネルが格納され、デジタル表示のみとなってドライバーの視界をよりクリアにする。楽しいギミックだ。

ひとたびアクセルペダルを踏み込めば、その加速フィールはあまりに強烈で、思わず右足を上げてしまうほど。中間加速のノリノリ感もマクラーレンの特徴で、高速道路でのちょっとした追い越しがとても楽しい。

精緻に制御されたアクティブシャシーによるハンドリングも今もってクラス最高レベル。ドライバーの意思に忠実かつ正確な車体の動きは驚異的で、フォーミュラカーをドライブするような感覚すらある。路面に潜り込むかと錯覚するほどの制動フィールもまた楽しい。加減速、共に安心して楽しめることが第一級のスポーツカーに必要な条件だ。

世界で最も成功したレーシングチームの名に、それは恥じない完成度の高さだと言っていい。

文/西川 淳 写真/橋本 玲、マクラーレン・オートモーティブ 編集/iconic

<p>ブランドアイコンとなるディヘドラルドアが備わる。ドアをオープンにすると1953mmの全高となる。</p>

ブランドアイコンとなるディヘドラルドアが備わる。ドアをオープンにすると1953mmの全高となる。

<p>マクラーレンのロゴバッジと2本のマフラー。リアウイングは走行スピードに応じて立ち上がる。</p>

マクラーレンのロゴバッジと2本のマフラー。リアウイングは走行スピードに応じて立ち上がる。

<p>ホオジロザメをモチーフにしたというデザインはまるで宇宙船のようにも見える。</p>

ホオジロザメをモチーフにしたというデザインはまるで宇宙船のようにも見える。

<p>インテリアはレザーやアルミなどを用いてラグジュアリーな仕立てとなる。</p>

インテリアはレザーやアルミなどを用いてラグジュアリーな仕立てとなる。

<p>通常のメーターだけでなく、コンパクトな液晶メーターに回転数など最低限の情報のみを表示する仕様に変更できる。</p>

通常のメーターだけでなく、コンパクトな液晶メーターに回転数など最低限の情報のみを表示する仕様に変更できる。

<p>こちらは通常のフルディスプレイモード。液晶パネルに各種情報を表示する。</p>

こちらは通常のフルディスプレイモード。液晶パネルに各種情報を表示する。

<p>フロントに150リッターのラゲージを用意、室内後方にも210リッターのスペースが備わっている。</p>

フロントに150リッターのラゲージを用意、室内後方にも210リッターのスペースが備わっている。

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