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奥嶋プロがヘッドスピード38m/s前後で試打
奥嶋プロがヘッドスピード38m/s前後で試打
奥嶋プロがヘッドスピード43m/s前後で試打
奥嶋プロがヘッドスピード43m/s前後で試打

鶴原弘高さん ライター・ツルハラ 球がよくつかまっていて、ドロー弾道になっていますね。スピン量は約2200回転と少なめ。ランでも距離を稼げそうな、いい弾道ですよ。

奥嶋誠昭さん 奥嶋プロ 打ったときのフィーリングも「SIM」シリーズそのものです。打感は、とてもいいですね。打点ズレのミスにも強いし、ボール初速性能も高い。めちゃ優等生なドライバーだと思います。シャフトは、フレックスSでもかなり軟らかめです。

鶴原弘高さん ライター・ツルハラ 軽量設計ですし、標準シャフトもヘッドスピードが遅めのゴルファーを対象に作られているんですよね。例えば、なんとかしてドライバーで230ヤードを飛ばしたい人、飛距離が落ちてきたシニア層で飛距離200ヤードを死守したい人には、ちょうど良さそうなスペックです。ヘッド性能は、わりとニュートラルだと思いませんか?

奥嶋誠昭さん 奥嶋プロ 球が上がりすぎるわけじゃなく、ちゃんと強く前へと飛んでくれます。シャフトを取り替えれば、男女プロもツアーで使いそうなヘッド性能です。

鶴原弘高さん ライター・ツルハラ 実際にそうなんですよ。2020年11月に行われた国内男子トーナメント「ダンロップフェニックストーナメント」では、ルーキーの石坂友宏プロが「SIM グローレ」のドライバーを使用して優勝争いをしていました。

奥嶋誠昭さん 奥嶋プロ やっぱり、そうなんですね。春から始まる国内女子ツアーでも「SIM グローレ」使用者が多くなるんじゃないかと予想します。ただし、しっかり振りたい人には標準シャフトは物足りない。このままで使うならヘッドスピード40m/sまでの人向けですね。



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奥嶋誠昭さん 奥嶋誠昭/おくしま・ともあき
JGTOツアープレーヤー資格を持ち、プロコーチとしても活躍中。横浜市内にある「ノビテック・ゴルフスタジオ」でヘッドコーチを務め、3Dモーションキャプチャー計測器GEARSなどの最新機器を使ったレッスンをアマチュアにも展開中。2020年3月からYouTubeチャンネル『THE REAL SWING〜ゴルフスイングの作り方〜』をスタート!
THE REAL SWING〜ゴルフスイングの作り方〜

鶴原弘高さん 鶴原弘高/つるはら・ひろたか
雑誌やウェブで多くの記事を手掛けるゴルフ専業のライター。もちろん自身も大のゴルフ好きで、最新ギアも大好き。オフィシャルハンデは7。ゴルフギア情報を発信する会員制コミュニティサイト「3up CLUB」のキャスターも務めている。
https://3up.club



文/鶴原弘高

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