この機構が凄い!
Point 1
ひと目で時間が分かるWレトログラード表示
12時から6時方向へ傾斜を設けた扇型のダイヤル。100度の範囲で“時”、85度の範囲で“分”と、100度の範囲内に時間表示を集中させ、即座に時間が読み取れるように。また、いずれもレトログラード式表示を採用し、デザインを統一したこともこれに貢献する。
Point 2
各機構を3層構造で最適な位置に設置
搭載Cal.PH-010は、第1層に2つの香箱と巻き上げ機構、第2層に2つのレトログラード機構、そして第3層に脱進・調速機構を配置。この特殊な3層構造はマリンクロノメーターの仕様に想を得ており、それぞれを最適な位置に配することで高精度を実現した。
Point 3
ツインバレルで100時間パワーリザーブ
3層構造の採用で広い専用スペースを確保したことにより、大型設計となる2つの香箱をムーブメント内に装備することが可能に。このツインバレル仕様により100時間のロングパワーリザーブを確保。完全に巻き上げると4日以上も時計が止まることがない。