この機構が凄い!
Point 1
リピーターに合わせて“Ⅻ”の数字が動き出す
12時位置に赤色で表示されたスケルトン状のローマンインデックス。ミニッツリピーターが作動を開始すると“Ⅻ”のモチーフが崩壊しはじめ、終わるとともに元の形状に戻る。オートマタにも似たアニメーション効果をもたらす、もうひとつの複雑機構である。
Point 2
3つのハンマーをブロックに溶接
1時間単位、15分単位(クォーター)、1分単位、それぞれ個別に伝える3つのハンマーを機構内に装備。ケースとともにサウンドボックスの役割を果たす“ブロック”にこれらを溶接することで、通常のミニッツリピーターよりも美しいチャイム音を実現する。
Point 3
チャイムが鳴っている間でも時刻調整が可能
ムーブメント内に組み込まれた“ダブルセーフティ・モジュール”。この特殊モジュールがパーツ破損を防ぐことにより、ミニッツリピーターが作動しているときでも時刻調整ができ、またその逆も可能に。スピーク・マリンが特許を取得したオリジナル技術である。