この機構が凄い!
Point 1
ジュネーブ・シールを取得
Cを象ったキャリッジは、ご覧のように輝くばかりの鏡面仕上げに。上右側の写真にある裏蓋側のムーブメントの各パーツも、ペルラージュやサーキュラーなど装飾仕上げが施されている。外装も上質で、2011年に改訂された新基準のジュネーブ・シールを取得した。
Point 2
円形の暦表示は永久カレンダー
円形表示の永久カレンダーは、各暦が集約されて読み取りやすい。日・月・曜日の各表示リングに段差を設けているのは、それぞれの駆動歯車を限られたスペースに重ねて設置するため。ムーブメントの裏側にも、永久カレンダーを司る多くの歯車の姿が見えている。
Point 3
日と月表示の調整はリューズで
リューズで一斉送りできる永久カレンダーは、他社にもあるが戻せるのは極めて稀。歯車とカムだけによる画期的な構成が、それを可能とした。曜日は月の大小に関係しないので、永久カレンダー機構ではなく、時刻表示輪列と連携し、専用の調整コレクターが備わる。