この機構が凄い!

Point 1
ダイヤルに置く針はすべてセンター同軸
表示をすべてセンター同軸にしたダイヤルは、シンプルで視認性にも優れる。クロノグラフ用の2つの針は、切っ先を長く細く伸ばして、ダイヤル外周のインデックスを見やすく示す。時分針には、蓄光素材グロボライト®を配合したセラミック化合物が用いられている。
Point 2
摩擦で駆動を伝達する独自のスムースホイール
引き出し線が示す上側が、クロノグラフ駆動車。香箱からの駆動力を得る歯車の下にスムースホイールが重なる。下側がクロノグラフ車で、最上部がスムースホイールになっている。歯がない各ホイールは、どの位置でもスムーズに接合して駆動を伝え、針飛びを解消する。
Point 3
ローターはダイヤルの下
ムーブメントの鑑賞を妨げる自動巻きローターは、ダイヤル側に配置。ローターを固定する中央に針の軸を通す穴を設けた2枚の低摩擦金属プレートによるベアリングは回転効率に優れ、多用されるボールベアリングのように作動音がせず、回転時の振動も少ない。
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