着回す41アイテムはこちら(写真41枚)

1.サルトリオのグレーダブルスーツ
ウールフランネルのダブルスーツ。クラシックな面持ちながら、軽く柔らかなアンコン仕立ては、貫禄もみせつつ、懐深さを示すのにうってつけ。インナー次第では、休日スーツにも。23万円(ストラスブルゴ TEL0120-383-563)

2.リングヂャケット マイスターのネイビーストライプスーツ
英国クラシックを満喫出来る、幅広ストライプ。肩パッドは省かれるも、やや広めのラペルやゆとりのあるシルエットに落ち着き感が。生地には、エルメネジルド ゼニアのループを採用。18万円(リングヂャケットマイスター206 青山店 TEL03-6418-7855)

3.カルーゾのダブルジャケット&パンツ
ステイタスを選ばず、広く浸透したダブル。とはいえ、その立ち位置は変わった。このバタフライのように、軽さと柔和さを以って着るのが今どきのスタンダード。ジャケット9万5000円、パンツ3万2000円(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 TEL03-5772-5501)

4.ベルヴェストのブラウンチェックジャケット
ハウンドトゥースに、オーバーペンを走らせたこちら。その色みこそ渋く、また貫禄を宿すが、ピークドラペルの幅は広過ぎず、ゆえにモダンな印象もにじませる。クラシックとモダンのベストミックス。16万5000円(八木通商 TEL03-6809-2183)

5.デ ペトリロの千鳥格子チェックジャケット
英国クラシック、そしてカントリーがトレンドを牽引する今、こんなハウンドトゥース柄のジャケットは1着あると重宝する。着姿に構築感を感じさせるが、実際には軽やか。12万7000円(ナノ・ユニバース カスタマーサービス TEL0120-705-088)

6.ラルディーニのニットジャケット
一見するとジャケット然として見えるが、実はニットを採用したライクニットコレクション。陽射しにかざすと透けるほど薄手に編み上げており、着心地は実に軽快。とはいえ、見た目はダブルの貫禄あり。10万4000円(ストラスブルゴ TEL0120-383-563)

7.バルバの白シャツ
ビジカジ全盛といえども、やはりベーシックな白シャツは必須。こちらは、微光沢感が上質さを演出しつつも、イージーケアを可能にしたトラベル用生地ジャーニーを採用。見栄えと実用性を両備する。3万3000円(ストラスブルゴ TEL0120-383-563)

8.フライのサックスブルーシャツ
着回しやすさを考えれば、ホワイトとともにサックスブルーは持っておいて間違いはない。セミワイドカラーも、ビジネスから休日ジャケパンまで対応する汎用性あり。明るめのトーンは、暗色の冬生地に映える。5万2000円(ストラスブルゴ TEL0120-383-563)

9.ポール・スチュアートのベージュタブカラーシャツ
ノータイが一般的になった今、こんなカラーシャツは持っておくと便利。コットンポプリンを染めるライトトーンのベージュは、ビジネス定番色のネイビーともグレーとも馴染む実用色だ。1万9000円(ポール・スチュアート 青山本店 TEL03-6384-5763)

10.ジョン スメドレーのタートルニット
ニュージーランド エクストラファイン メリノウールを、30ゲージで編み上げたこちら。ジャケットともブルゾンともバランスが良いフィットは、今季よりややゆとりを増し、オンオフともにバランスの良いシルエットに生まれ変わっている。3万1000円(リーミルズ エージェンシー TEL03-5784-1238)

11.ザノーネのタートルニット
オンオフ兼用を求めるなら、こんなライトベージュは狙いどころ。ウールにカシミアをブレンドしたハイゲージのタートルネックニットは、ブルゾンでもジャケットでもバランス良くまとまる。4万円(スローウエア ヴェネツィア 東京丸の内店 TEL03-6259-1691)

12.スローンのニットポロ
襟付きかつドレープ感が上品なニットポロは、冬のビジカジにおける懐刀的アイテム。特にこんなビジネス定番色のダークネイビーなら、なおさらだ。素材はウール。ほど良いゆとりは休日着としてもバランス良し。2万5000円(スローン ☎03-6421-2603)

13.グランサッソのクルーネックニット
重たくなりがちな冬コーデに、クリーンなホワイトニットは頼りに。素材はメリノウール。12ゲージで編み上げたなめらかで柔らかなドレープ感は、品良いホワイトと相まってビジネスカジュアルにも対応する。2万2000円(エスディーアイ TEL03-6721-1070)

14.ドルモアのクルーネックニット
休日ニットとしてうってつけな、ミドルゲージのクルーネック。鮮やかな発色が冬コーデの差し色として活躍すると共に、カシミア100%にこだわったラグジュアリーレーベルの1枚とあって、あくまで上質顔に。6万7000円(バインド ピーアール TEL03-6416-0441)

15.フランコ バッシのネイビータイ
一見ビジネスにおけるベーシックに沿った、ソリッドなネイビータイに見える。しかし素材はカシミア。その生地感は実にエアリーで柔らかく、ソリッドとは対極な印象に。ゆえに、カジュアルなジャケパンにも合う。2万2000円(グジ 東京店 TEL03-6721-0027)

16.ロバート フレイザーの柄タイ
クラシックが転じて重たい印象にならないために、タイで一手を。光沢のあるシルク地のダークブラウンに映えるのは、ゴールドのダイヤモンド柄。落ち着きを示しつつも、華やかさをVゾーンに宿すことが出来る。1万円(アイネックス TEL03-5728-1190)

17.フラテッリ ルイージの柄タイ
クラシックにしてモダン。昨今のスーツトレンドにまさしく従う1本。素材はシルク。プリントで描かれるのは、異なるサイズのドット柄で構成するスクエアモチーフ。色の落ち着き感も、今の気分に。1万5000円(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 TEL03-5772-5501)

18.アット ヴァンヌッチのニットタイ
細身な印象が強いニットタイ。しかし、トリコットと銘打つこの1本は幅8cmと、標準的な大剣と同様の太さに仕上がっている。ゆえに、カジュアルなジャケットだけでなく、スーツにもフィットしてくれる。1万7000円(レガーレ TEL03-6805-1773)

19.ロータのグレースラックス
万能なスラックスの代表色といえば、やはりミディアムグレー。1プリーツ、長めの持ち出しサイドアジャスターを採用したこの1本は、テーパードシルエットも万能さを後押しする。5万4000円(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 TEL03-5772-5501)

22.PT TORINOのチノパンツ
トラッドスタイルにも休日穿きにも重宝するチノパンツだが、こちらはどちらかといえばオンスタイル向き。理由は生地。コットンにシルクをブレンドしたシルコチノ生地は、なめらかかつ微光沢により実に上品。3万7000円(ストラスブルゴ TEL0120-383-563)

21.ジャブスアルキヴィオのイージーパンツ
ハイエンドラインのジャブスゴールドからリリースされたマサッチョは、ウール×カシミア生地を採用。永久クリースと共に、よりドレス顔に仕上げた上質イージースラックスのお手本的アイテムだ。3万9000円(エフイーエヌ TEL03-3498-1642)

22.ジャブスアルキヴィオのカーゴパンツ
1プリーツを配した、ワイドテーパードシルエット。カーゴポケットと相まってラフ&タフな1本かと思いきや、そこはドレスカーゴの火付け人。テーパードを効かせたスペースフィットは、裾まわりスッキリ。3万3000円(エフイーエヌ TEL03-3498-1642)

23.リーバイス®︎ メイド アンド クラフテッド®︎のデニムパンツ
その名も501®︎’93 ストレートLMCブラックバーン。90年代のスタイルを再現したもので、ウエストで履くヴィンテージフィットに。14.5オンスのセルビッジデニムが、抜群に味のある色落ちを披露。1万8000円(リーバイ・ストラウス ジャパン TEL0120-099-501)

24.ベルヴェストのネイビーコート
その着姿には貫禄と威厳が漂うものの、着心地は軽やか。理由は、ウールにカシミアとナイロンをブレンドしたダブルフェイス生地。とはいえ決してペラペラというわけではなく、優雅なドレープを描いてくれる。27万円(グジ 東京店 TEL03-6721-0027)

25.マッキントッシュのキャメルカラーカシミアトレンチ
ゆったりとしたシルエットに、今どきなクラシック感を匂わせるこちら。さらにその柔らかさを印象づけるのが、ロロ・ピアーナのカシミアフランネルだ。ミニマルに仕上げたディテールと共に、実にエレガント。25万円(グジ 東京店 TEL03-6721-0027)

26.ウールリッチ×トゥモローランドのダウンアウター
ウールリッチの看板モデルであるニューアークテックパーカーをベースに、トゥモローランドがポリエステル×ウール生地で別注。防水透湿素材を採用するハイテク仕様と、ナチュラルな風合いが共存した。12万円(トゥモローランド TEL0120-983-522)

27.バブアー×トゥモローランドのブルゾン
短丈が特徴のトランスポートを、モエスマー社のローデンクロス「レイン ローデン」で別注。油分を含んだまま縮絨させることで、天然素材ながら十分な撥水性と防風性を得る。それでいて、暗色が街に馴染ませる。7万2000円(トゥモローランド TEL0120-983-522)

28.チンクワンタのスエードブルゾン
ヴィンテージのジャーマンアーミーブルゾンに着想を得たこちらは、素材に柔らかで軽いゴートスエードを採用。フラップポケットやアジャスターに武骨さを滲ませながら、しなやかな質感は実にラグジュアリー。13万8000円(チンクワンタ TEL050-5218-3859)

29.フェデリのニットガウンカーディガン
ニットカーディガン人気の今、休日のリラックスコーデに羽織るならショールカラーのこんな1着を。包み込むようなボリューム感がありながら、ウールにカシミアなどをブレンドすることで軽い着心地に。12万円(トレメッツォ TEL03-5464-1158)

30.ジョセフ チーニーのセミグローグシューズ
ビジネスにもカジュアルにもマッチしやすいセミブローグ。日本人を含む現代人の足型を考慮したラスト125を採用したこのウィルフレッドなら、その優れた履き心地もヘビロテしたくなる要因に。7万1000円(ブリティッシュメイド 銀座店 TEL03-6263-9955)

31.ジョンロブのダブルモンクシューズ
オンとオフの境が曖昧な今、ダブルモンクの最高峰ウィリアムの存在感は増すばかり。ミリタリーを出自としながら、ドレス顔に仕立てた1足と聞けば納得。現代におけるヘビロテ靴を象徴するモデルだ。18万8000円(ジョン ロブ ジャパン TEL03-6267-6010)

32.クロケット&ジョーンズのUチップシューズ
汎用性の高さに定評のあるUチップだが、モールトンはその決定版と言える。普遍的にして日本人の足型に馴染むラストに加え、オールウェザー対応のリッジウェイソールがその理由。8万円(グリフィンインターナショナル TEL03-5754-3561)

33.フラテッリ ジャコメッティのスエードローファー
非常に繊細な起毛感を披露するスエードアッパーが、カジュアルなローファーをエレガントに格上げ。型番はFG254。期待通りの柔らかな履き心地を楽しませてくれつつ、ソールの伏せ縫いに確かな上質感が。8万9000円(ウィリー TEL03-5458-7200)

34.クロケット&ジョーンズのチャッカブーツ
冬のビジネススタイルにはもちろん、英国カントリームードが顕著な今季はカジュアルにおいても有用な名作チャートシー。適度なボリューム感と、それでいて無駄のないラストが幅広く合う理由だ。6万7000円(グリフィンインターナショナル TEL03-5754-3561)

35.クラークス オリジナルズのデザートブーツ
90年代リバイバルを受けて復権中といっても、そもそもチャッカータイプかつスエード、そして柔らかな履き心地は大人の休日靴の定番。スラックスにもデニムにも合う、万能ぶりも定番たる所以。2万3000円(クラークスジャパン TEL03-4510-2009)

36.ジェイエムウエストンのスニーカー
アイテム名はオンタイムスニーカー。その名から、ビジネスカジュアルを狙ったモデルであるとわかる。アッパーはカーフ。サイドのパンチングも極々さりげなく、オンな雰囲気をアピールする。8万円(ジェイエムウエストン 青山店 TEL03-6805-1691)

37.フェリージのクラッチバッグ
ビジネスでの使用に向いた、ミニマルデザイン。傷がつきにくく耐久性の高いアルペンヨーロッパカーフも、日々の使用に嬉しい。A4書類対応。縦26×横36×マチ2.5cm。7万8000円(フェリージ オンラインショップカスタマーセンター TEL0120-863-745)

38.グレンロイヤルのブリーフケース
ライトウェイトブリーフケースという名は伊達じゃなく、約760gと大判のブライドルレザーを使用しているとは思えないほど軽量。その分薄マチだが、今どきはこれで十分。縦29×横44×マチ7cm。8万5000円(ブリティッシュメイド 銀座店 TEL03-6263-9955)

39.シセイのトートバッグ
スーツにもカーゴパンツにもマッチする、スクエアシェイプの縦型トート。細身のハンドル然り遠目にはミニマルだが、シボの入ったカーフは高級感と味わい深さが両立する。縦38.5×横33.5×マチ10cm。11万8000円(ストラスブルゴ TEL0120-383-563)

40. L.L.ビーンのトートバッグ
大人の休日において、街歩きにも旅行にもトートバッグは便利。こちらは、お馴染みのボート&トートの底部補強を上に延長した、ビームス別注品。永久定番だけに、差別化を。縦38×横53×マチ19cm。1万3500円ビームス プラス 原宿 TEL03-3746-5851)

41.ジョシュア エリスのカシミアマフラー
英国カントリームードが最高潮の今シーズン。こんなブラックウォッチ柄のマフラーを、探している人は多いはず。素材はカシミア。シックな配色で、オンオフ兼用出来る。184×71cm。5万7000円(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 TEL03-5772-5501)
以上41アイテムを使って、12月1日~31日までの31日間、MEN’S EX ONLINEのMr.David Diaryでもお馴染みのモデル、Mr.Davidが「賢い着回し1ヶ月」に挑戦。こちらも是非、お楽しみに!
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※表示価格は税抜き撮影/鈴木泰之 スタイリング/四方章敬 ヘアメイク=馬場卓也(SEPT) 文/安岡将文