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この機構が凄い!

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 Point 1 
懐中時計時代の高精度機構を腕時計で実現
ゴールドシャトンの穴石の下に鎖で連結された香箱が潜む。高さとスペースとを必要とする鎖引き機構を腕時計サイズにするため、中間車に代わる遊星車をフュジー内に組み込んだ。さらに香箱の全巻きと全開放を防止する安全機構も備わる。鎖の構成パーツ数は636個。

 Point 2 
2つのコラムホイールが備わる
2つのコラムホイールのうち、右下側がラトラパンテ機構を司る。クロノグラフ作動中にケース左上のボタンを押すと、このコラムホイールが動いて、両側から突き出すブレーキシステム用のアームを閉じ、ムーブメント中央にあるスプリット秒針車の動きを止める。

 Point 3 
ブリッジが弓なりにカーブ
永久カレンダーを構築した面に設置されたブリッジは、滑らかに下側へカーブしてトゥールビヨンのキャリッジを支える。複雑な形状であっても、ブラックポリッシュ仕上げは完璧。キャリッジ用の穴石には両面にダイヤモンドが用いられ、複雑機構の特別感を高める。

 

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