この機構が凄い!

Point 1
実に24もの機構が収まっている
搭載する機構数は、ダブルフェイスでなければ表示し切れない。天文表示を収めた、この面のダイヤル中央にはパワーリザーブ計の針も装備。月齢・月相表示をレトログラード式としているのが、珍しい。もう一方の時分針ダイヤルには、24時間表示も備わる。
Point 2
真太陽時を時分針で示している
ヴァシュロン・コンスタンタンは、常用時を示す分針と同軸で真太陽時用の分針が動く、ランニング・イクエーション・オブ・タイム(連続作動均時差表示)を2017年に完成させた。その各分針を両面のダイヤルに振り分け、一方の時刻表示を真太陽時専用とした。
Point 3
総パーツ数は1163個
24もの機構をかなえるのは、1163個という膨大な数のパーツ。ムーブメントは多層構造になっていて、写真は主輪列とトゥールビヨン、ミニッツリピーターの層。ほかスプリットセコンド・クロノグラフ、永久カレンダー、天文表示が、異なる層に構築されている。
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