ノータイに効くシャツを知ろう
メリハリで緩める柄シャツかシックに締めるカラーシャツか
ドレススタイルのど真ん中=最も目立つ場所を装飾するアイテムがタイ。それだけにノータイの装いでは、失ったアクセントをシャツで補ってあげるのが洒脱のセオリーだ。
そこで役立つのが、ストライプの利いた柄シャツとスモーキーなトーンのカラーシャツ。双方趣が異なり、前者はメリハリがついてキャッチーな印象になり、後者は豊かな表情を添えながらもシックに装える。望む印象に合わせて使い分けよう。
今季は太めストライプでメリハリUPがハマる
タイとの色柄相性を気にしなくていいノータイの装いでは、主張のある柄シャツにも挑戦しやすい。今季は色の利いた太めストライプシャツが気分。控えめな装いへ抑揚を与えることで、印象は一転。存在感満点の洒脱なそれへと変わる。
スモーキーなカラーシャツで表情をいっそう豊かに
シックでいながらニュアンスに富む…ノータイでもそんな絶妙なスタイルを築けるのが、スモーキーなカラーシャツの真骨頂。チェックなどの柄の入ったジャケットとも相性がよく、多様なコーデで着回しやすいのもならではの魅力だ。
ちなみに…
台襟のない「イタリアンカラー」はノータイにうってつけの襟型
南イタリアのリゾートシャツに由来し、別名カプリシャツともいわれるイタリアンカラーは、そもそもがノータイを前提とするシャツの襟型。胸元に滲むリラックスムードが、ノータイのドレススタイルへさらりと抜け感を添えてくれる。
※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2020年10月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)