【必読】スーツのダメだし5連発。ここぞのスーツを見直そう!

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スーツを着用するにあたり、フィット感が適正であることは基本中の基本である。ジャストフィットかどうかが、着る人の印象の9割を決めるといっても過言ではない。ここではジャストフィットの基準を自ら確認できるチェックポイントをご紹介しよう。

スーツも貴方も綺麗に見せる
ジャストフィットを選ぶ基本とは

理想
スーツ23万9000円/ザ・クロークルーム(ザ・クロークルーム トウキョウ) シャツ2万9000円/バルバ、チーフ4000円/ムンガイ(以上ビームス六本木ヒルズ) タイ1万8000円/ボレリ(バーニーズ ニューヨーク)

体型にピッタリフィットがベストバランスではない!

身長や体重、体型にかかわらず、各パーツのサイズを正しく選べばすっきりキレイに決まる理想のバランスが存在する。それがジャストフィットというわけだ。

世間ではタイトすぎるほどの着用感=「ジャストフィット」と理解している人は少なくない。が、これは間違い。逆にゆとりがありすぎるのも、だらしなく見えるためNG。

ジャストフィットとは、タイトでもルーズでもなく適切なゆとりをもったサイズ感のことだ。また、それに合わせて、着丈や袖丈にも理想的な長さがある。

ベストなバランスを選ぶことでキレイな見栄えが得られることを、ぜひ知ってほしい。そのためにも、ジャケットとパンツのサイズ確認や試着は念入りに行いたいもの。

オーダーでなくとも、今回紹介したディテールを補整すればまずは安心。これなら初対面でも十中八九、好印象を得られるはずだ。

これが理想の着こなし!

【1】なだらかなS字カーブ
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【2】肩の線が滑らかに沿う 【3】ボタン周りの生地が不自然にゆがまずしっかり落ち感がある 【4】シャツ袖が1.5cmほど見える
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【5】程よいシェイプ 【6】スーツのJKはお尻が隠れる丈

ジャケットはフィット感が如実に表れてしまう。特に注意すべきは胸回りや背中、肩、ウエスト。肩線は誇張せず滑らかにフィットし、背中は肩甲骨から腰にかけての抑揚を自然に描く。

そんな男性的な体形に適切なゆとりをもたせ、表現するのが理想のシルエット。身頃が体形に合う一方、袖丈や着丈が適正な長さであることもスマートな見栄えに欠かせない。

NGなポイント5点

お腹出すぎ!? Xシワが寄っている

Xシワが寄っている

タイトさを優先しすぎるなど、上着のウエストが身体よりも小さい場合の悪い例がこちら。ボタンを留めたときに身頃が左右に引っ張られ、X状のシワが出ている。ボタンを留めても、シワが出ない適切なゆとりを心がけたい。

肩が合っていない!? 胸元が笑っている

胸元が笑っている

胸周りが立派なのに、小さめのジャケットを選んでしまうと、襟元が左右に引っ張られ、窮屈な印象を与えてしまう。これは「胸元が笑う」と言われる失敗例。襟のカーブラインが崩れずにキレイに見えるサイズを選ぼう。

体格と合っていない!? 首裏にツキジワ

首裏にツキジワ

ツキジワとは、首裏(うなじの下)にできるシワのことだ。ジャケットの肩幅や背幅が身体と合っていないと、この不自然なシワが出てしまう。自分では見えづらい箇所なので既製品の場合は試着時、スタッフにチェックしてもらうのをお忘れなく。

“わかっていない”と思われる長すぎる袖

長すぎる袖

正しい着こなしの場合、ジャケットの袖はシャツのそれよりも短い。その差寸としてシャツのカフスが1.5cm程度、顔を見せるのが理想だ。下の写真では上着の袖が長すぎる。ジャケットの袖口は手首の骨のあたりの位置を目安に選ぶのが◎。

みっともない印象…お尻丸出しの丈感

お尻丸出しの丈感

上着の裾はヒップを隠すのが基本。ヒップと太ももの境目が少し見える程度が理想だ。写真のようにお尻が丸見えでは明らかに寸足らずの状態。若者のファッションには短丈のデザインもあるが、大人の装いには適さないので注意しておきたい。



※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2020年10月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)

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