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これまで何度となく取材で海外へ出かけ、人や街や店をイラストルポしてきたので、あちこち飛び回るのが大好きなマメな性格のように思われているが、プライベートの旅では、買い物で動き回るよりも、素敵なホテルがあればそこに腰を落ち着けてのんびり過ごすのが好きな横着な性格なのである。

高さ10mの天井から下がる錬鉄のシャンデリアが豪華なアワニーホテルのダイニングルーム
高さ10mの天井から下がる錬鉄のシャンデリアが豪華なアワニーホテルのダイニングルーム。アメリカンリゾートといえどもジャケットを用意してディナーを楽しみたい。

そんなボクが再び訪れたいところといえば、アメリカ・カリフォルニア州中央部にあるヨセミテ国立公園だ。

グレートラウンジ
ディナーの後はグレートラウンジでピアノ演奏に耳を傾けるもよし、暖炉の前でお酒を味わうもよし。楽しみ方はいろいろ。

公園といったって面積は約3027平方キロメートルで、これは東京都全体の面積の1.4倍という広大なもの(笑)。なんたって標高3000m級の山脈地帯に広がっている雄大な自然が見どころですから。といっても観光は、全面積の1%にも満たないヨセミテ渓谷に集中しているのだけれど。そのヨセミテ渓谷に1927年から現在まで続くロッジ風の「アワニーホテル」にまた泊まりたい。

国立公園
アワニーホテルをベースに軽いハイキングやトレッキングを楽しみたい。ただし、美しいからといって葉っぱ一枚、松ぼっくりひとつ拾ってはいけない。国立公園だからね。

映画『シャイニング』のモデルにもなったアワニーは、この険しい渓谷によくぞ建てたというエレガントな歴史的ロッジで、’20年代のラグジュアリーを体感できる。夕刻にここのテラスで雄大な景色を眺めながら1杯やると、今にも颯爽と馬にまたがったゲイリー・クーパーが駆け寄ってきそうな錯覚に。人生で一番心地よく酔えた食前酒だ。

アワニーホテル本館横のコテージ棟
アワニーホテルは本館の横にコテージ棟もある。ここのテラスで葉巻もまたオツ。

[MENʼS EX 2020年9月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)

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