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荒々しさとは無縁の洗練されたクルージング

マクラーレンGTと早朝の大阪・歓楽街
初日、早朝に大阪は南の歓楽街を出発した。名店ひしめく法善寺横丁も、朝はひっそりとしている。

早朝に大阪を出発する。串本市の手前までの西海岸側には高速道路がまがりなりにも整えられており(途中から一車線になってしまう)、せっかくだからとフルに活用することに。泉南や有田、白浜のあたりにも寄りたかったけれど、逆にいうと高速があるのでいつでも行ける場所だ。今回はいっきに南を目指す。

マクラーレンGTは、その名のとおりの実力を高速クルージングで発揮した。背中に強力なV8ツインターボエンジンを背負っているとは思えないほど、穏やかに走る。もちろん、ひとたび右アシに力を込めれば、そこらのスポーツカーなど歯牙にもかけないアッパレな加速をみせるのだけど、荒々しさとは無縁。どこまでも上質で洗練されている。その心地よさをいちど味わってしまうと、もう派手な音を撒き散らすスーパーカーには戻れなくなってしまう。

実際、高速道路をドライブしている間、このクルマにもドライブモードスイッチがあって望めばもっとスポーティなセッティングも可能であることなどすっかり忘れてしまっていた。

<p>早朝の歓楽街、南。奥に道頓堀が見えている。空気にはかすかに昨夜の酔狂が残っていたが、町は静まりかえっていた。</p>

早朝の歓楽街、南。奥に道頓堀が見えている。空気にはかすかに昨夜の酔狂が残っていたが、町は静まりかえっていた。

<p>42号線沿いには小さな漁港がたくさんあった。二度と立ち寄ることはないかもしれないと思って眺めれば、それはそれでひとつの思い出になる。</p>

42号線沿いには小さな漁港がたくさんあった。二度と立ち寄ることはないかもしれないと思って眺めれば、それはそれでひとつの思い出になる。

<p>本州最南端の串本から紀伊大島に向けて走ると、おおきなループ橋があった。絶好の撮影ポイントだ。</p>

本州最南端の串本から紀伊大島に向けて走ると、おおきなループ橋があった。絶好の撮影ポイントだ。

<p>大島へと至るループ橋。真っ青な海とマクラーレンGTの赤とのハイライトが美しい。</p>

大島へと至るループ橋。真っ青な海とマクラーレンGTの赤とのハイライトが美しい。

<p>ガラスルーフから夏の陽光を心地よく浴びつつシーサイドをドライブする。最高の気分だ。</p>

ガラスルーフから夏の陽光を心地よく浴びつつシーサイドをドライブする。最高の気分だ。

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