あまり耳馴染みのない難問、いくつわかっただろうか? どれも答えを知れば“なるほど”と感心する、ユーモアの利いた喩えばかり。日本語の面白さを再認識できるはずだ。
知っておけば、いざというとき恥をかかない! 「大人の教養検定」の関連記事はコチラ
構成・文/小曽根広光
【意味】離れることができないほど親密な間柄のこと。
三国志の中で用いられている古事成語。魚は水がないと生きられないことから、切っても切れないほど親密な関係をいう。
【意味】欲望に限りがないこと。
千年の長寿をもつという鶴が、万年生きる亀をうらやましがる様子から、際限のない欲望のたとえ。
【意味】あたりまえのこと。
読んで字のごとくで、犬が頭を西に向ければ、尻尾は東を向いているという様子から、至極当然であることを意味する。
【意味】細く長く続くこと。
牛のよだれが切れ目なくだらだらと垂れ続けるさまに由来する言葉。「商いは牛のよだれ」という用例が有名で、商売は気長に続けるべしという意味になる。
【意味】人の内面にふさわしくない服装や言動のこと。
内面が豊かでない人物が、不相応に立派な身なりや振るまいをすることを指す。見た目は素晴らしいが、中身がない人のこと。
【意味】価値のあるものがつまらないものの中に混じっていること。
小さな海老の中に貴重な鯛が混じっている光景にたとえた言葉。物だけでなく人を指して使うこともある。「雑魚の魚交じり」とも。
【意味】あまりに少量で腹の足しにならないこと。
自分より大きな獲物も丸呑みできる蛇が、ごく小さな蚊を呑み込んだ様子にたとえた言葉。
【意味】先が見えないこと。
頭の上に目がついている蛙が頰かむりをしたら、目が塞がれて周りが見えなくなってしまうことにたとえた慣用句。
あまり耳馴染みのない難問、いくつわかっただろうか? どれも答えを知れば“なるほど”と感心する、ユーモアの利いた喩えばかり。日本語の面白さを再認識できるはずだ。
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構成・文/小曽根広光
【意味】離れることができないほど親密な間柄のこと。
三国志の中で用いられている古事成語。魚は水がないと生きられないことから、切っても切れないほど親密な関係をいう。
【意味】欲望に限りがないこと。
千年の長寿をもつという鶴が、万年生きる亀をうらやましがる様子から、際限のない欲望のたとえ。
【意味】あたりまえのこと。
読んで字のごとくで、犬が頭を西に向ければ、尻尾は東を向いているという様子から、至極当然であることを意味する。
【意味】細く長く続くこと。
牛のよだれが切れ目なくだらだらと垂れ続けるさまに由来する言葉。「商いは牛のよだれ」という用例が有名で、商売は気長に続けるべしという意味になる。
【意味】人の内面にふさわしくない服装や言動のこと。
内面が豊かでない人物が、不相応に立派な身なりや振るまいをすることを指す。見た目は素晴らしいが、中身がない人のこと。
【意味】価値のあるものがつまらないものの中に混じっていること。
小さな海老の中に貴重な鯛が混じっている光景にたとえた言葉。物だけでなく人を指して使うこともある。「雑魚の魚交じり」とも。
【意味】あまりに少量で腹の足しにならないこと。
自分より大きな獲物も丸呑みできる蛇が、ごく小さな蚊を呑み込んだ様子にたとえた言葉。
【意味】先が見えないこと。
頭の上に目がついている蛙が頰かむりをしたら、目が塞がれて周りが見えなくなってしまうことにたとえた慣用句。
Autumn
2024
VOL.342