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<解説>
ストライプの種類でスーツスタイルの見え方が変わります

一言でストライプ柄といえど、歴史の古い縞柄は、それだけスーツの柄としてなくてはならない存在だ。さらに、それぞれのストライプによって大きく印象が変わるのも面白い。例えばチョークストライプなど太縞のものは、カジュアルな印象を与えるうえ、柄が主張して着る人に貫禄を与えてくれる。目立ち度の高い柄なので、社会的地位のあるかたに似合うはずだ。

逆にピンストライプやペンシルストライプなど、細縞のものは繊細かつ上品な紳士の印象。英国ではロンドンの金融街に勤める人が着る柄として、バンカーストライプとも呼ばれ、おカタい業種のビジネスマンに適した柄だ。

オルタネートストライプやマルチストライプも、縞幅が太かったり、縞色が鮮明なものは、一般にカジュアル寄り。このようなストライプの基本を知っておけば、着るシーンやイメージを明確に思い描きながら選べるはずだ。

『オトナの本格スーツ検定』(世界文化社刊)を再構成

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