<解説>
シンプルなほうがよりフォーマルと覚えると簡単です!
大原則として、覚えておきたいのは、クラシックでフォーマルな装いには、余分なディテールや装飾が排除されるということ。例えば、Q2のベントは、運動性を高める要素として生まれたもの。従って、よりフォーマルな装いには「ノーベント」が正しい。
ただし、これらはあくまで「フォーマル度」という面においての話。ビジネスにおける”スーツ”では、ベントやベルトループがついたもので全く問題ない。一方、装いをよりエレガンスにしたい! という諸兄は、ノーベントや、ベルトループを排したベルトレスパンツにするなどして、ディテールで端正さをアップするのも手だ。
是非、次回のお買い物の知識としてお役立て頂きたい。
『オトナの本格スーツ検定』(世界文化社刊)を再構成
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