オテル・ド・ヨシノ(和歌山/フレンチ)
先日、初の著書「王道探求」が出版されたばかり、和歌山で王道のフレンチを追求するのが、オテル・ド・ヨシノの手島純也氏だ。パリで1ツ星を獲得した吉野建氏に師事し、「フランスの美食」を身体に染み込ませた上で考える「美味しい」を、海に山に豊かな、自らが暮らす和歌山とフランスの食材を使い表現していく。
今やできる技を持つ料理人も少なくなり、幻の料理となりつつある「ヴェッシー包み」などの手間暇をかけた古典料理や、シグネチャーのパイ包みを求めて通う食通も多い。目指すのは、今を生きる古典料理。そんな手島氏の作るオーソドックスな家庭料理2人前が詰まったボックスが、全国配送で楽しめる。
「特に思い入れが深いのが、まさにフランス料理、と言える牛ほほ肉の赤ワイン煮込みとフォアグラのトーション仕立てでしょうか」ある意味どこででも目にする、定番の料理ではあるが、だからこそ、違いが現れると言えるだろう。「至極真っ当に作ること。それを大切にしています」というが、妥協のない「真っ当」さは、手島氏の料理の骨格を形作る要素の一つだ。ちなみに、フォアグラをスライスして乗せて楽しむブリオッシュは、翌朝の朝食にも楽しめる大ぶりのサイズで、美味しい幸せを長く楽しめる。
その他、港からも近い立地だけに、新鮮な地元の鰆の燻製など、和歌山の食材が楽しめるのも嬉しい。また、フランス料理ではないものの「日本で昔から親しまれてきた古典的な『ベイクドチーズケーキ』を今極めたいと思って」(手島氏)ということで、赤白どちらのワインにも合いそうなしっかりとしたチーズケーキがデザートに付いてくる。6月からは常時配送をスタート、店に電話をする形で注文を受け付けている。(鰆は他の季節の魚に変更する可能性あり)
「ご家庭で、ちょっと素敵なフランス料理を楽しんでいただければ」と言う手島氏、家庭料理と銘打ってはいるが、骨太な「フランス料理」の軸をぶらさず作り上げた料理は、とっておきのワインを開けるのにふさわしい味わいを提供してくれるはずだ。
オテル・ド・ヨシノのテイクアウト(2人前、配送は代引き着払いのみ) 1万円(税・代引き手数料・送料別)
・牛ほほ肉の赤ワイン煮
・フランス ランド産のフォアグラ トーション仕立て
・和歌山産鰆の自家製燻製
・ブリオッシュ
・トマトのブルーテ
・チーズケーキ
(メニューはいずれも食材の入荷によって、変更の可能性あり)。
詳細はオテル・ド・ヨシノ 公式フェイスブック
注文
オテル・ド・ヨシノ
TEL:073-422-0001 (受付時間:10時〜22時、月曜・火曜定休)






