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高機能素材でエレガンスなポロシャツ
【ドライタッチ】「襟の綺麗な開き具合はさすがイタリアの名門」(田上)
GUY ROVER / ギ ローバー
幅広い着こなしに対応する洒脱な一枚
ポロシャツにも定評あるギ ローバーだけにとても上質な鹿の子生地を採用。ドライなタッチと高い通気性を実現しており、蒸し暑い日本の夏に絶好な1枚だ。メランジ感のある見た目も涼感を誘う。着丈はやや短めに設定され、裾出しスタイルも決まる。コットン100%。1万8000円(バインド ピーアール)
【Detail】
クラシックな分厚い本貝ボタンを採用
【接触冷感】「軽くてストレッチ性満点、高機能ジャージー生地」(樗澤)
MACKINTOSH LONDON / マッキントッシュ ロンドン
涼感素材の名作クールマックスをブレンド
遠目では布帛のように見えるストライプ生地は、伊アルビニ社で紡績した糸を用い、日本で編み上げたジャージー。クールマックスをブレンドしたことで吸水・速乾に加え、接触冷感性能も備える。UV加工に加え、首と脇下には消臭テープも配してあるのも嬉しい。1万6000円(SANYO SHOKAI)
【Detail】
伊の名門アルビニ社のコットンを使用
【消臭・防臭】「ギュンギュンに伸びスメハラの心配もなし」(関口)
ESTNATION / エストネ―ション
スムースなタッチの鹿の子編み地には、医療用に開発されたハイドロ銀チタン加工を実施。これは花粉やカビ、汗の成分であるタンパク質を繊維の中で吸着&分解して水や二酸化炭素に変える技術で、スメルハラスメントにも考慮した新素材。ストレッチや吸水速乾性も優秀。1万2000円(エストネーション)
【UVカット】「黒の半袖はクールに決めるのに便利」(田上)
AZABU TAILOR / 麻布テーラー
盛夏も涼しくこなせるブラックBD
ハリがあって透けにくく、UVカット機能も備える高機能素材のジャージーシャツ。ハニカムメッシュ状の組織に編み上げてドライな肌触りと高い通気性を実現した。暑苦しい黒のイメージと裏腹、盛夏も快適にしのげる。綿55%+ポリエステル45%。1万円〈オーダー価格〉(Y&Mプレスルーム)
【Detail】
長めの襟先と高い台襟でロールが綺麗
関口みんな編み地だからストレッチ性も高いしね。おっ、このギ ローバーの半袖は凄いよ! 着た瞬間に涼しく感じるほど通気性の高い生地を使用してる。
田上高めの台襟や分厚い貝ボタンも、いかにもイタリアのシャツといった感じで僕好みです。
樗澤他の3ブランドもデザインやシルエットの完成度は非常に高いですよ。いずれも高機能素材を使用しているのが嬉しい。マッキントッシュ ロンドンは接触冷感性能の高いクールマックス、麻布テーラーは通気性とUVカット性能を合わせもった特殊なハニカムメッシュのジャージー生地、エストネーションに至ってはタンパク質を分解するハイドロ銀チタン加工の鹿の子を採用し、汗やニオイのケアもバッチリできます。
関口夏場のミドルは、スメルハラスメント対策もしっかりしないといけないもんなぁ(しみじみ)。
EASYなジャケット、パンツ、シャツの研究員はこの3名
関口真弘
最近スーツを仕立て、その魅力に開眼。とはいえ夏は気楽に行きたい。
田上雅人
イタリア系の艶のあるスタイルが好み。それが高機能なら最高!
樗澤広樹
編集部イチの若手。トレンドのオーバーシルエットもどんとこい。
※表示価格は税抜き ※ジャケットの重量は編集部調べ
[MEN’S EX 2020年6・7月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
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