>> この記事の先頭に戻る
職人が生地を型に合わせて折り込む「セッテピエゲ」は、工芸品と称されるほど美しい。故に、意識すべきは“ふんわり”と結ぶこと。以下のポイント解説を熟読し、お洒落巧者への道をまた一歩進んで欲しい。それでは、順番に確かめてみよう!
手順を順番に見てみよう!(写真20枚)
1 「セッテピエゲ」とはイタリア語で7つ折りという意味で、一般的なネクタイに使用される芯地や裏地は使わずに、通常の2倍以上の生地を職人が手作業で折り畳んで仕立てているネクタイのこと。
2 大剣が左にくるようにシャツにネクタイを通し、結び始めの小剣の位置はベルト辺りからスタートすると良い。
3 大剣が上になるようにクロスさせて、大剣と小剣をしっかり持って離さないように意識しながら……
8 大剣がねじれないようにピンと伸ばす事を意識して、
11 セッテピエゲは芯地が入っていないので普段よりも緩めに優しくノットを作るのがポイント。
13 セッテピエゲの特徴を活かす為に、ここで少しディンプルを開いてボリューム感を出すと丸みが出せて柔らかい雰囲気に仕上がる。
17 先程と同じようにディンプルに丸みが出るようにボリュームを出せば、
19 ノットが小さくなり過ぎたり、潰れたりしないように柔らかく結ぶ事でセッテピエゲらしい雰囲気のあるVゾーンを作ることが出来る。
20 さらにこなれた印象にするなら、大剣と小剣を少しずらしてふんわりさせても◎。
教えてくれる人 / 齋藤 力さん(COL)
神戸の名門ビスポークテーラー「COL」(コルウ)のビスポーク職人兼セールス担当。自身のインスタグラム @riki.saito_0727 では、いろいろなネクタイの結び方動画を公開するうちに世界各国からフォロワーが急増、「ネクタイ結びの達人」としても有名になり、今やフォロワー数は5万人を超える。
コルウのホームページは
コチラ
関連記事一覧:
【ネクタイの結び方動画】