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文/伊沢一臣
1. 上質ニットがつくる繊細な大人の胸元
ディナーへ出かけるために休日用のスーツを着るも、シャツでは堅すぎるし鹿の子ポロではカジュアルすぎる・・・・・・。そんな時に使えるのがニットポロ。なかでも、黒のハイゲージは上着の色柄を問わず使える幅の広い万能カラー。片襟をラペルの上に出す、イタリアらしい着こなしだ。
2.大人の襟元には上質シルクの色彩が◎
スエードのウエスタンシャツのこなしのポイントは、クルーネックのインナーを合わせること。そうすることでウエスタンシャツ本来のカジュアル感に上手く同調しつつ、素材のリッチさが際立つラグジュアリーなスタイルとなる。仕上げに、スカーフをひと巻き(巻き方はこちら)するだけで大人っぽさがグッとアップ。オススメはウエスタンシャツと好相性のバンダナ柄にしてリッチなシルク素材の一枚だ。
3.白Tシャツのクリーンで上品な抜け感を知る
愛犬を連れて、近所の公園まで散歩に出かける。Tシャツの上からコットンのチルデンニットを重ね、リバーシブル仕様のスプリングコートをさっと纏う。パンツはリラックスしたゆったりカーゴ。ウエストベルトをギュッとひと結びすれば、腰元にポイントが生まれて大人の雰囲気がグッと増す。
4.シャツ襟で魅せるリゾートらしい開放感
滞在先のホテルでディナーを楽しむ。ジャケットはリゾートらしい鮮やかなブルーのリネン混に、トロピカル柄がプリントされた開襟タイプのシャツをコーディネート。シャツの襟先をジャケットからアウトし、ボタンも1つ開けてリラックス気分を演出する。パンツもクリーンで爽やかなホワイトで合わせばマリンなテイストに! 海辺のリゾートで過ごす、上質な大人の時間にふさわしい装いだ。
5.涼しげな襟元でリラックス感を演出
リゾート気分の高まるカプリシャツも、ジャケットを羽織れば街中にも自然に馴染む。歳を重ねた男の休日は、ジャケットが必要なシーンに遭遇するもの。カジュアルな印象の明るいベージュジャケットも、落ち着いた雰囲気のヘリンボーン柄なら、格式高いホテルの洗練された雰囲気や上質なもてなしの中でも、気負うことなくディナーを楽しめるはず。襟はジャケットからアウトせずに、きちんとラペルに収めるのが上品さのポイントだ。
6.洒脱な襟元の決め手はバンダナずらし
動きやすくて着替えやすい旅服で、愛犬を連れてサクッと日帰り温泉旅行へ。コットンのスエットにGジャンを合わせ、スプリングコートを羽織る。襟元にバンダナを無造作にひと巻きすれば、こなれた大人の雰囲気に。ひと手間加えるだけで、休日スタイルがクラスアップ。英国伝統のハンティングバッグも、愛犬のキャリーバッグ代わりにぴったりだ。
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