ヘリコプターでグランドキャニオンへひとっ飛び
早起きしたのはグランドキャニオンへヘリコプターで向かうため。10年ほど前、友人とアメリカ西海岸を旅したことがある。カリフォルニア、ネバダ、ニューメキシコ、コロラドユタと数週間かけて回った。その時にグランドキャニオンも訪れ、ロッジに滞在してヤパパイポイントから見 た夕日の壮大さを未だに忘れられない。そんな思い出深い地を今度は空から眺めてみたくなったのだ。
ラスベガスのいいところはいくつもあるが、こうしてアクティビティが豊富にあること。しかも実行しようと思ったらそれがすぐに叶えられるところもいい。今回依頼したのは「Maverick Helicopters」。ホテルからのアクセスがよく、ほんの10数分で空港についたのも魅力。
ヘリコプターはこれで2回目。以前はニュージーランドで乗った。さて、40分かけてグランドキャニオンへ出発だ。賑やかなストリップを見下ろし、しばらく飛行すると砂漠の真ん中にポツンとミード湖が見えてくる。アフリカのサハラ砂漠とはまるで異なるアメリカの砂漠。ゴツゴツとした岩山。途方もない年月をかけて大地がコロラド川と風によって侵食された様子が俯瞰するとよく分かる。単なる赤い地層の岩山なのに見ていてまったく飽きることがない。日陰には雪が残っているので、夜はかなり寒くなるのだそう。地表に無 造作に置かれたような砂漠の植物が上空から観るとまるでオーストリッチの革のように見えた。そんなことを考えていると、あっという間に到着。開けた台地に着陸し、ここで優雅にシャンパーニュとサンドイッチのブランチをいただく。






