NPSのオフィサーシューズがジャケパンに映える理由
「タスティング」の黒トートでモノトーンのジャケパンをクールに引き立てたなら、足元は同じく英国発の老舗、「エヌ・ピー・エス」の黒オフィサーシューズで引き締めたい。
こちらは英国靴の聖地・ノーザンプトンにて1881年に創業後、頑強なグッドイヤーウェルト製法のオフィサーシューズ、つまり軍隊・警察などへと靴を供給することで知名度を上げてきた。
士官向けということで、カラーリングも当然、黒が主流。今回紹介する黒オフィサーシューズは、いずれも長時間の着用でも快適に履けるワイドなトウを備え、丸みのあるフォルムが特徴。ゆえにスーツスタイルというよりむしろ、軽めのジャケパンスタイルとグッドバランスなのだ。また、革底ではなく質実剛健なラバーソールであることも、長時間歩くビジネスシーンにはもってこい。
もちろん、カジュアル感ある顔つきなので、ビジネスに留まらず休日のジャケパンスタイルやデニム、チノパンとも相性抜群。歴史あり、作りよしで平日も休日も履き回せて3万円台と懐に優しいお値段も◎。
前述の「タスティング」の黒鞄と合わせて、春のモノトーンなジャケパンスタイルに絶好の格上げ＆味出し役になってくれることは間違いない。
ボリューミーな形が程よいハズシになる（写真５枚）
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撮影／若林武志 スタイリング／四方敬章 ヘアメイク／伊藤歌苗 文／礒村真介（100miler）
