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「財産を託したいと思われる信頼を装いで表したい」― 斎藤さん

森岡さん 金融×ITという、まさに今日激動の業界ですね。創設2年、いかがですか?

斎藤さん 私を含め3名で立ち上げた会社ですが、現在は13名。金融、ITそれぞれのエキスパートが集まり、少数ではありますがまさに精鋭。できることが広がっていて、新しい取り組みも始めます。国籍は多様ですが、だからこそグローバルな展開にも強みを持てる。メンバーを心強く感じます。

森岡さん その中で代表というお立場ですが、斎藤さんは普段、どういった装いでお仕事をなさっていますか?

斎藤さん ジャケットにシャツ、パンツ、タイはしないことも多いです。カジュアル7対スーツ3の割合ですね。

森岡さん 外に出られるときにスーツを?


斎藤さん 私が主に出向くのは、金融関係や官公庁などが多く、業界としては堅いのですが、今こういう時代ですから、そうした方々も割とカジュアルな場合が多いです。とはいえ、重要な商談などここぞというときにはスーツですね。スーツの際には必ずタイドアップです。スーツの着用頻度は多くはありませんが、好きな世界。先日は「スキャバル」の生地に出会い、初めてスーツをオーダーしました。

森岡さん それは楽しみですね。今日は斎藤さんの「ここぞのとき」を想定し、スーツを提案します。普段、ネイビーのスーツをよくお召しになるとのことだったので、あえてチャコールグレーを選びました。同じベーシックカラーでも、特に30代の若いビジネスマンにはネイビーが選ばれることが多い。グレーを選ぶだけでも、差が出せるのです。

斎藤さん 生地だけ見ると、細かな織り地による風合いがあり、少し冒険しているように感じましたが、着てみるとフォーマルさが出て馴染みますね。

森岡さん 暗めのグレーの色味がポイント。斎藤さんは爽やかさが好印象ですが、そこに程よく落ち着いた貫禄を加味してくれます。中は王道であるレギュラーカラーの白シャツに紺の小紋タイ。実に正統な着こなしです。ちなみに、タイはあまり細いものはオススメしません。8㎝幅くらいがいいでしょう。細いとノットも薄く小さくなり、企業のリーダーという立場に対して軽く幼く見えてしまうことも。幅のあるタイで、しっかり丁寧にプレーンノットを結びましょう。トレンド感はありませんが、間違いなく「この人はきちんとした意識、教養がある」と思ってもらえる着こなしです。普段スーツを着ない人ほど、そのギャップは効果的です。

斎藤さん 我々が扱っているのは例えば「株」「仮想通貨」など、警戒されがちなトピック。だらしない、頼りない見た目の人に財産を託したいとは思いませんから、信頼してもらえる装いでいることがとても重要だと感じていました。カジュアルとスーツのキャラの使い分けを心掛けていきたいと思います。

森岡さん 意識の行き届いた二面性を持つことは人としての引きだしの多さの表れでもあります。ビジネスの幅も広がるかもしれませんね。

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