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丸山茂樹さん
ジャケット4万9000円、パンツ2万6000円/以上ボブ(タキヒヨープレスルーム) Tシャツ〈スタイリスト私物〉

ゴルフ漬けのアメリカで唯一の癒やしは日本食

丸山海外では日本食が恋しくなりますよね! アメリカツアーに参戦していたときなんか、分厚い電話帳をバーンって開いて片っ端から電話していました。「ジャパニーズレストランか、コリアンレストランを探せ!」ってね。でも中華ばかりで(笑)。

服部日本食レストランを見つけるとホッとしますよね。しばらく口にできないときは特に。

丸山僕は果敢なチャレンジもしましたよ。ザリガニ料理を食べて、仲間内で伝説になったことも(笑)。ときには辺鄙な田舎で感動モノのステーキに出合ったりもしました。そんなとっておきの店は、松山英樹プロをはじめとする後輩にもれなく伝えています。今、アメリカでは口コミサイトのイェルプで店を検索できたりと、ずいぶん便利になりました。

服部食は本当に大事。「おいしい」は癒やしになりますから。

丸山テキサス大学にゴルフ留学していたときは、どんなものを召し上がっていたんですか?

服部1年目は体をつくるために寮生活と決められていて、食事は全て管理されていましたね。

丸山徹底していますね。

服部例えばチキンは鶏皮を剥がしたものだけ。デザートもアイスクリームの代わりにフローズンヨーグルトが出てきたりと、高タンパク、低カロリーなメニューばかり。

丸山僕ならハンバーガーを食べにこっそり寮を抜け出してる(笑)。

服部そんな余裕すらなく無我夢中でしたね。血液検査も定期的にあって、鉄分不足ともなればサプリメントを毎日飲むように処方される。それも日本ではウサギ跳びのトレーニングをしていた’80年代の話ですから、いかにアメリカがスポーツ先進国だったかわかりますよね。

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