ポイントをつかめば簡単! パンツのアイロンがけ徹底解説
いままでパンツのプレスが苦手だった方も、この手順を守ればスムーズに成功するはず。ぜひ実践してみてほしい。
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構成・文/小曽根広光
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構成・文/小曽根広光
最も重要なのは最初の置き方。できるだけ広い平面を用意して、パンツをまっすぐ整えることが大切だ。ここで置き方が歪んでいたりすると失敗の危険大。完成図をイメージして、“ここにプレスを入れよう”とアタリをつけておくことが肝心だ。
上質なストライプパンツの場合、プレスのラインはストライプに沿って入れられているものが多い。薄くなったプレス跡に加えて、ストライプの線沿いにアイロンをかけるようにすると失敗がない。
さて、いよいよプレス開始。ここでのコツは、できるだけ小刻みにかけていくこと。一気に上まで滑らせてしまうと大抵失敗してしまう。あまりアイロンを動かさず、上から押し付けるようにしてかけていこう。
片方を少し進めたら、反対側に移ってプレス。こうして少しずつプレスのラインを固めていく。
少しずつ上へ。膝上あたりからはパンツの構造が立体的になってくるため、ズレないよう慎重に。
腿あたりまできたら、プリーツへの繋がりも確認しながらプレスしていく。
プリーツ付近はパンツのキワだけをプレスする。
ここで最後のポイント。太ももの裏側あたりには、あえてプレスをかけないでおく。パンツの腰回りは構造が立体的なので、下手に手を出すと全体が歪んでしまう危険があるためだ。パンツは前側のプレス線と、後ろ側の膝上くらいまでがビシッとしていれば十分格好がつくし、太ももの裏は座るとすぐにプレスが伸びてしまうため、わざわざ危険を冒してまでプレスする必要が薄いのだ。
ちなみに無地ものの場合、内側の縫い合わせ線を手掛かりにしてプレス位置をきめていく。上下の縫い線がぴったり重なる位置が正解だ。
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