今乗ってもワクワクする!
いずれのモデルも、今、乗ってみると、当時掲げていたグランドツーリング性能がいかにハイレベルであったかに驚く。ゆったりとしたサスペンションストロークの中に、心地よさを作り込みながら、スポーティさ、つまりどこまでも運転したくなる愉しさを表現していた。同時に、厳しくなりつつある環境・燃費性能に応えようと技術革新を採り入れるスタンス、そして、GT-Bのような新たな提案を行うモデル、いや、ブランドとして期待も大きかったことを覚えている。まさに、今のクルマが失った魅力が多く存在していた、あらためてそれを感じ取った。

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文/吉田直志 写真/スバル 編集/iconic