【動画】マジック・ロータス・オートマトンの精緻な動き
オートマタのためのパワーリザーブは4分で、その時間経過を表すのは一匹の蜻蛉（とんぼ）という凝ったものだ。オートマタのためのスプリングを巻きあげると蜻蛉は蓮の葉に向かってゆっくりと飛んでいく。さらに鯉が泳いだり、蓮の花の中にある宝石が変わったりというドラマティックな変化を見て楽しむことができる。
夢の世界を機械仕掛けで生み出すという、ピエール-ジャケ・ドローの精神は、現代にも受け継がれているということだ。
ジャケ・ドローの2019年の新作はこのほかにも、デュアルタイム表示の「グラン・セコンド デュアルタイム」（写真下）など様々なモデルが発表されている。
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ジャケ・ドロー ブティック Tel.03-6254-7288
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松山 猛 Takeshi Matsuyama
1946年京都生まれ。作家、作詞家、編集者。MEN’S EX本誌創刊以前の1980年代からスイス機械式時計のもの作りに注目し、取材、評論を続ける。
