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インテリアもエッジが効いている!

新型アウディA6のスイッチ類
スイッチ類を極力少なく、シンプルにデザインされたインテリア。中央にはやや運転席に傾けられたインフォテイメントシステム「MMIタッチレスポンス」を備えている。

インテリアも水平基調のシャープなデザインで、センターに大きく2つのディスプレイが並ぶ。MMIタッチレスポンスというインフォテイメントシステムは、物理的なスイッチ類はできるだけ廃され、ディスプレイ上で触覚やクリック音によるフィードバックをドライバーに与えるものだ。そしてイグニッションをオフにすると、そのディスプレイ部分がブラックアウトされて、まるでディスプレイが存在しないかのように見える。

室内空間も、先代モデルよりも拡大した。フロント及びリヤシートの頭上やショルダーまわりをはじめ、とくにリヤシートのレッグルームは広々としている。

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エンジンは3?のV型6気筒。出力はモーターと組み合わせることで340PS、トルクは51kgmという数値を誇る。加速フィールも上品な仕立てとなっている。

パワートレインは、3? V6ターボエンジンに電動化技術「48Vマイルドハイブリッドテクノロジー(MHEV)」を組み合わせており、最高出力340ps、最大トルク500Nmを発揮する。MHEVシステムは主にベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)とリチウムイオン電池から構成されるものだ。

これらによって、アイドルストップからの再スタート時がスムースに、また55〜160km/hの間でコースティング走行が可能となり、減速時には最大12kWのエネルギーを回生し、燃費改善に効果を発揮する。JC08モード燃費は12.3km/?となっているが試乗時には燃費計はそれを上回る数字を表示していた。

トランスミッションは7速Sトロニックで、駆動方式はもちろんクワトロフルタイム4WD。これは新世代のシステムを採用しており、前輪駆動をベースに、前輪のみで駆動している際には、プロペラシャフトから後方をクラッチによって切り離し、シャフトを回転させるためのエネルギーロスを削減。アクティブに予測制御することで状況に応じて、後輪へ駆動を配分するというものだ。これらの切り替わりは、何事もなくスムースでドライバーには知るよしもない。

トランク容量はこのサイズのワゴンモデルでは標準的な565?(VDA方式)。様々な用途で使っても不満がでることはないだろう。もちろんリアシートを倒してスペースを広げることも可能。

トランク容量はこのサイズのワゴンモデルでは標準的な565?(VDA方式)。様々な用途で使っても不満がでることはないだろう。もちろんリアシートを倒してスペースを広げることも可能。

ハンドル横にはオーディオ類の操作やメーターパネル内のモニター表示を切り替えるスイッチなどをレイアウト。こちらも少なめのスイッチ数となっている。

ハンドル横にはオーディオ類の操作やメーターパネル内のモニター表示を切り替えるスイッチなどをレイアウト。こちらも少なめのスイッチ数となっている。

インストゥルメンタルパネルには12.3インチの液晶フルデジタルディスプレイを採用。メーター、ナビ画面などを切り替え可能で、ドライバーの好みで選ぶことができる。

インストゥルメンタルパネルには12.3インチの液晶フルデジタルディスプレイを採用。メーター、ナビ画面などを切り替え可能で、ドライバーの好みで選ぶことができる。

アウディが打ち出したシンプルなデザインは最近のクルマではあまり見かけないテイスト。多くのトレンドを生み出してきたアウディだけに今後はこういった方向が主流になるかも……。

アウディが打ち出したシンプルなデザインは最近のクルマではあまり見かけないテイスト。多くのトレンドを生み出してきたアウディだけに今後はこういった方向が主流になるかも……。

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