「卵焼き器」は、銅製だとなぜ美味しく作れるのか?

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日々のなかにあって、大事にしたいと思うもの。それは自分にとっての王道だ。尊ぶべきそれは、日常の”そこ”にふと現れる。貴方に至福を与える王道をいざ考察しよう。

“育てる”という上質とのつき合い方
「丸新銅器の卵焼き器」

卵焼き器
こちらの卵焼き器は6年間使用したもの。焼き面内寸:縦15×横10.5×深さ3cm。2930円/丸新銅器(釜浅商店)

一流の品には、手に入れたときはかりそめの姿にすぎず、その後の付き合い方で魅力を大きく増していくものがある。たとえば、銅で作られた昔ながらの卵焼き器。銅は火が通りやすく、卵焼きがふんわり仕上がるといわれている。

火に掛ける際は必ず、油を引いてから。そして、使い終わったら洗剤を用いずサッと洗うのが肝要。こうすることで油の酸化被膜が生まれ、焦げつきにくく育つのだ。風情もまた使うほどに増していく。

そしてそれは金属に限ったハナシではなく、衣服、たとえばターンブル&アッサーのシャツもしかり。

襟ハネを起こしづらく美しくVゾーンへと収まる、S字に波打つ襟の形状はここの代名詞だが、同時に襟芯が硬いのも特徴で、使い始めは不快に感じるかもしれない。しかし、洗濯と着用を繰り返すことで体に馴染み、心地よいフィットへ育っていくのである。

すぐに成果が得られるのが当たり前の現代に、”育てる”という上質との付き合い方は、本当の贅沢というものを教えてくれる。

卵焼き器を自分の加減に

卵焼き器を自分の加減に

金属加工業の聖地、新潟県燕市のメーカーの、熱伝導率の高い銅を用いた卵焼き器。内側には、錆止めのために錫が引かれている。形は関西型といわれる縦長型で、薄く焼いた卵を返していくのに好適。




※表示価格は税抜き
[MEN’S EX 2019年7・8月号の記事を再構成](スタッフクレジットは本誌に記載)
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