ネイティブ調バックルの細幅レザーベルトは、チノパンなどにも相性◎。ジャケット24万円/スティレ ラティーノ、パンツ2万8000円/GTA、シャツ2万4000円/ボルゾネッラ
細幅ベルトに小ぶりのバックルがさりげないアクセントに。ベルト2万1000円/アドリアーノ メネゲッティ
夏のコットンスーツの腰回りに少し遊びを加えたいときは、細幅のメッシュベルトで。スーツ24万円、シャツ3万3000円、ネクタイ2万円/以上スティレ ラティーノ
ベルト自体の幅も細いが、レザーの編み込み幅も細く、バックルも小ぶりなのでドレッシーさを損なわない。ベルト1万8000円/アドリアーノ メネゲッティ
トラッドな趣のストライプ柄リボンベルトは、紺ブレやクラシックな柄ジャケに好相性。ジャケット24万円、パンツ3万6000円/以上スティレ ラティーノ、シャツ2万4000円/ボルゾネッラ
レザーベルトと同様、ダブルリングも細めでエレガント。リングベルト1万2000円/アドリアーノ メネゲッティ
工場に保管されているレザーのストック。上質なパーツのみが厳選されている。
17歳のときにベルトなど革小物作りの工場に入り、職人歴20年の大ベテラン、モリスさん。まずは大判の革から端を直線に手裁断。
レザーに刻印をする機械。ベストな刻印具合になる温度は、230度くらいなのだとか。
機械を押すスピードや押している時間も、熟練のコツが必要。
ベルトの両端は、少し削いで中央部が膨らむようにする。
削いだ2枚の革を貼り合わせるスプレー。環境を意識し、水を主体とした糊を使っている。
センターに向けてぴったり合わせるのがなかなか難しい。
そうすると両端が薄くなり、中央部が膨らんだように美しい形になる。
穴を開けた状態では、内側はナチュラルな革の色が見えている。
カットしたコバの部分もナチュラルな革の色が見えている。
細かい部分まで色塗りをしたら、100度の機械にかけて乾燥させる。コバ塗り、乾燥の工程を全部で5回繰り返し、美しくムラのない色みが完成。
ベルトループの部分も、細幅の金型に切り替えて、本体と同じ工程でカット。
細いパーツほど塗りが難しいが、ベテランの手にかかれば問題なし。
5回にわたりコバ塗を繰り返すと、深く艶のある濃色レザーに仕上がる。
ループ部分のかなり細い革も細やかなステッチで縫い上げる。
仕上げのループ部分の取り付けも、非常に細かな作業。
この糸留め部の穴の内側も、細やかな手作業で残すことなく塗りを施す。