豊田章男社長による入魂のスポーツカー、トヨタ「スープラ」を買うならどのグレード?

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トヨタとBMWがコラボするとどんなスポーツカーになるのか

BMW Z4とベースが同じでも中身はベツモノ

2002年、当時の排ガス規制によって生産終了となったスープラが、17年の時を経て復活した。

近年、スポーツカーをビジネスとして成立させるのは難しくなってきた。マツダロードスターはフィアット(アバルト124スパイダー)との、トヨタ86もスバル(BRZ)との協業によって、生み出されたものだ。

スープラ
走りを最優先に開発されたプラットフォームを採用するスープラ。トヨタは2名乗りのクーペをスープラ、BMWが2名乗りのオープンモデルをZ4として発売する。

スープラはトヨタとBMWとの包括提携によって開発された、BMW Z4との姉妹車になる。そもそもはトヨタがもつ燃料電池技術などをベースとした提携と言われていたが、豊田章男社長の強い後押しもあって、スポーツカーの開発に乗り出した。

中央に8.8インチディスプレイが装備され、トヨタが用意する様々なコネクテッドサービスが利用できるスープラ。細かく見るとスイッチ位置などがZ4と共通している。

中央に8.8インチディスプレイが装備され、トヨタが用意する様々なコネクテッドサービスが利用できるスープラ。細かく見るとスイッチ位置などがZ4と共通している。

スポーツカーらしくホールド性を突き詰めてデザインされたというシート。デザイナーはレーシングカーに乗って見晴らしの良さや車両姿勢の掴みやすさなどを突き詰めて設計したのだという。

スポーツカーらしくホールド性を突き詰めてデザインされたというシート。デザイナーはレーシングカーに乗って見晴らしの良さや車両姿勢の掴みやすさなどを突き詰めて設計したのだという。

残念ながらMTモデルの販売はないものの、採用している8速スポーツATの性能も相当なもの。シフトチェンジの速さやレスポンスの良さで不満がでることはまずないだろう。

残念ながらMTモデルの販売はないものの、採用している8速スポーツATの性能も相当なもの。シフトチェンジの速さやレスポンスの良さで不満がでることはまずないだろう。

トランクはもちろんやや小さめで容量は290?。しかし2名乗車である以上、必要十分な数値だろう。トノカバーは脱着も可能。

トランクはもちろんやや小さめで容量は290?。しかし2名乗車である以上、必要十分な数値だろう。トノカバーは脱着も可能。

2024

VOL.342

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