『手紙』の質は細部でキマる
手紙の周辺には多くの”その他”の要素が潜んでいる。手紙での小さな心遣いを考える。
その1
想いや季節感を切手で。
封筒の選択もさることながら、切手のセレクトにもセンスが表れる。季 節感、デザインなどなど数多ある切手から、相手や内容に合わせて選ぶようにしたい。
その2
意外と盲点! 抑えるべき基本
【縦書き?横書き?】
目上の方宛や礼状などは縦書きが◎。横書きの手紙はカジュアルな場合に限って使うべし。が、公文書などは横書きとなっているのも事実。
【便箋は無地?柄?色?】
基本は白。万能といっていい。ただし淡い色なら季節の手紙としては有効。柄モノは親しい間柄に限って使う方がいいだろう。
【一筆箋に頭語は必要?】
一筆箋は手紙の簡易版。頭語を用いず、シンプルな挨拶から始めて問題はない。ただしあくまで手紙の一種としての敬意を忘れないように。
【洋封筒に〆は必要?】
横書きの洋封筒には〆を使わない。〆は封緘の意味で使われるのだが洋封筒でも縦書きの場合は〆を使う。また「×」とは異なる点も注意。