>> この記事の先頭に戻る


知っておきたい正統派な着方

よりクラシックを極めるならハイウエストで高めのバランスに

「より正統的なスーツスタイルでは、ハイウエストのパンツを吊って、全体のバランスを高く保ちます。ベストでパンツのウエストバンドを隠し、パンツとベストの間からは、シャツやタイ、ベルトを見せないように。パンツの股上が深くても浅くても、ベストとパンツの長さの調和と連動を図ることが重要」

<span style=font-size:1.1em;><strong>【 襟 】</strong></span><br /><br /><strong>襟の有無は好みで選ぶべし</strong><br />「どちらを選んでもマナー違反にはなりません。襟つきの方が、よりかしこまった雰囲気に見えるということです。シングルベストではノッチトが標準、ダブルベストならピークトが標準です」

【 襟 】

襟の有無は好みで選ぶべし
「どちらを選んでもマナー違反にはなりません。襟つきの方が、よりかしこまった雰囲気に見えるということです。シングルベストではノッチトが標準、ダブルベストならピークトが標準です」

<span style=font-size:1.1em;><strong>【 ポケット 】</strong></span><br /><br /><strong>箱型の4つポケットが基本</strong><br />「英国紳士にとっては、女性のハンドバッグ代わりにもポケットが役立ちました。2つポケットはよりすっきりした印象になりますが、本来は数が多い4つポケットがよりクラシックで正統です」

【 ポケット 】

箱型の4つポケットが基本
「英国紳士にとっては、女性のハンドバッグ代わりにもポケットが役立ちました。2つポケットはよりすっきりした印象になりますが、本来は数が多い4つポケットがよりクラシックで正統です」

<span style=font-size:1.1em;><strong>【 ボタン 】</strong></span><br /><br /><strong>6ボタン5つ掛けが基本</strong><br />「オーソドックスなベストのデザインとして、5ボタン5つ掛けのスタイルもありますが、今は裾に近い最後のボタンが飾りでつく6ボタン5つ掛けのスタイルが一般的です」

【 ボタン 】

6ボタン5つ掛けが基本
「オーソドックスなベストのデザインとして、5ボタン5つ掛けのスタイルもありますが、今は裾に近い最後のボタンが飾りでつく6ボタン5つ掛けのスタイルが一般的です」

<span style=font-size:1.1em;><strong>【 剣先 】</strong></span><br /><br /><strong>スクエア型から派生して誕生</strong><br />「元来、ベストの裾には剣がなくスクエアで、ボタンを全て留めるのが前提。しかし、地位のある方が一番下のボタンを留め忘れ、その際に開いた角が誇張されて現在の剣先になりました」

【 剣先 】

スクエア型から派生して誕生
「元来、ベストの裾には剣がなくスクエアで、ボタンを全て留めるのが前提。しかし、地位のある方が一番下のボタンを留め忘れ、その際に開いた角が誇張されて現在の剣先になりました」

<span style=font-size:1.1em;><strong>[ ラペルなしの基本型ベスト ]</strong></span><br /><strong>基本ディテールを備えた最も主流な形</strong><br /><br />《ドレス度 : ☆☆》<br />「シングルベストは、箱型の4ポケット、6つボタン5つ掛けがベーシックで主流の形です。この形を基本として、スーツのスタイルによりラペルやポケットのデザインが変わります」

[ ラペルなしの基本型ベスト ]
基本ディテールを備えた最も主流な形

《ドレス度 : ☆☆》
「シングルベストは、箱型の4ポケット、6つボタン5つ掛けがベーシックで主流の形です。この形を基本として、スーツのスタイルによりラペルやポケットのデザインが変わります」

<span style=font-size:1.1em;><strong>[ シングル襟つき型 ]</strong></span><br /><strong>襟の形で表情が変化かしこまった印象に</strong><br /><br />《ノッチトラペル/ドレス度:☆☆☆》<br />「襟つきのほうがフォーマルの場では好まれる傾向にあります。ピークトやショールカラーなど、ラペルの形状も様々。スモーキングジャケットに由来するショールカラーは、ピークトよりもエレガントな雰囲気です」

[ シングル襟つき型 ]
襟の形で表情が変化かしこまった印象に

《ノッチトラペル/ドレス度:☆☆☆》
「襟つきのほうがフォーマルの場では好まれる傾向にあります。ピークトやショールカラーなど、ラペルの形状も様々。スモーキングジャケットに由来するショールカラーは、ピークトよりもエレガントな雰囲気です」

<span style=font-size:1.1em;><strong>[ フラップポケット型 ]</strong></span><br /><strong>カントリー由来のディテールがスポーティさを加味</strong><br /><br />《ドレス度:☆》<br />「腰ポケットに付くフラップは雨蓋とも呼ばれ、このディテールは室外着を前提とした服に付けられるモノ。ベストでフラップ付きの腰ポケットはスポーティなディテールになります。しかし、ベストでも本当にカジュアルなモノはパッチポケットもあります」

[ フラップポケット型 ]
カントリー由来のディテールがスポーティさを加味

《ドレス度:☆》
「腰ポケットに付くフラップは雨蓋とも呼ばれ、このディテールは室外着を前提とした服に付けられるモノ。ベストでフラップ付きの腰ポケットはスポーティなディテールになります。しかし、ベストでも本当にカジュアルなモノはパッチポケットもあります」

<span style=font-size:1.1em;><strong>[ ダブルブレスト型 ]</strong></span><br /><strong>襟つき6ボタンが多く脚長効果も発揮</strong><br /><br />《ドレス度:☆☆☆☆》<br />「Vゾーンを深めに取った4ボタンのダブルもありますが、よりクラシックに見えるのが6ボタンです。ダブルの場合、裾がスクエアにカットされており、シングルのような剣先がない分、脚長効果も期待できるでしょう」

[ ダブルブレスト型 ]
襟つき6ボタンが多く脚長効果も発揮

《ドレス度:☆☆☆☆》
「Vゾーンを深めに取った4ボタンのダブルもありますが、よりクラシックに見えるのが6ボタンです。ダブルの場合、裾がスクエアにカットされており、シングルのような剣先がない分、脚長効果も期待できるでしょう」

<span style=font-size:1.1em;><strong>[ U字型 ]</strong></span><br /><strong>フォーマルスーツで多用最もドレッシーな見た目</strong><br /><br />《ドレス度:☆☆☆☆☆》<br />「フォーマル用のベストでプリーツなど、胸元の装飾を見せつつ、ウエスト回りはしっかり隠すために使われます。英国式のベストを簡略化したタキシードで使うカマーバンドは、米国式のスタイルで良く見受けられます」

[ U字型 ]
フォーマルスーツで多用最もドレッシーな見た目

《ドレス度:☆☆☆☆☆》
「フォーマル用のベストでプリーツなど、胸元の装飾を見せつつ、ウエスト回りはしっかり隠すために使われます。英国式のベストを簡略化したタキシードで使うカマーバンドは、米国式のスタイルで良く見受けられます」

  1. 2
3
LINE
SmartNews
ビジネスの装いルール完全BOOK
星のや
  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • LINE
  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • LINE
pagetop