“寛ぎ感”あるリネン × “柔和”なスエード
涼しげなシワにリラックスした表情が漂うリネンパンツ。ベルトもあまり堅苦しいものではなく、ソフトな質感のスエードを合わせると洒脱だ。リネンのスラブ（節）とスエードの起毛感、どちらも凹凸感のある素材なのが好相性の理由。写真のようにパンツの色が明るい場合は、ベルトも淡い茶スエードを選んで、色みを馴染ませるようにするのが装いを自然にまとめるコツ。
靴はどうする？
同素材で統一
靴とベルトは色を合わせるのが基本だが、ベルトが目立つシャツイチでは素材も揃えたいところ。ローファーで夏らしい軽快感もプラスした。2万1200円／シップス（シップス 銀座店）
“素朴”なチノ × “トラッド”なメッシュ
ベーシックなチノカラーのコットンパンツは、野暮ったくならないよう旬な雰囲気で味付けすることが大切。今回はトラッド回帰のトレンドを意識して、ダークブラウンのメッシュベルトをチョイスした。もともとトラッドの王道的な合わせだが、一周回って今、また新鮮な表情だ。品行方正な佇まいはどんな人からも好印象で、仕事に不可欠な誠実感をアピールできる。
靴はどうする？
Uチップでカジュアルに
パンツ、ベルトともカジュアルなので、靴は外羽根を。Ｕチップならラギッドにならず、ビジネス感をキープできる。8万円／クロケット＆ジョーンズ（グリフィンインターナショナル）
[MEN’S EX2018年06月号の記事を再構成]
撮影／野口貴司（San・Drago）、鈴木泰之、岡田ナツ子 スタイリング／四方章敬、宮崎 司（CODE） ヘアメイク／松本 順（辻事務所） 構成・文／伊澤一臣 文／秦 大輔、吉田 巌（十万馬力）、安岡将文
