脱・タイのバリエーションとして、ポロシャツ×ジャケットも実践したいところ。しかし、休日着っぽく見えるのでは?と懸念している方も多いはずだ。そこで「紺on紺」。このシンプルなセオリーだけで、確実にきちんと見えるのだ。
ストイックな紺一色で装いがキリリと引き締まる
日に日に気温が高くなるこれからの時季は、「脱・ドレスシャツ」なビジネススタイルも取り入れていきたい。そこでM.E.が提案したいのが、ネイビージャケットにネイビーのポロシャツを合わせるコーディネートだ。ジャケット×ポロは休日の定番的な合わせだけに、いかにビジネスらしさを演出するかが鍵となるが、トップスの色を紺一色とすることで簡単にそれを実現できる。装い全体がグッと引き締まり、俄然端整な印象になるのがわかるはずだ。
さらに、襟ボタンを全部留めるのも装いのポイント。これで首元もキリリとした印象になり、きちんと感がいっそうアップする。パンツ選びに迷うかもしれないが、トップスがストイックなぶん、柄パンや白パンもすんなり馴染む。今までありそうでなかった紺on紺、是非実践していただきたい。

ポイントとなるのは、ジャケットとポロシャツの濃さをほぼ同じに揃えているところ。トップスがシックなネイビー一色となり、グッとドレス感がアップするというわけだ。
カッチリすぎる肩、ツヤツヤすぎる生地

襟が寝ているポロシャツは、ガッチリした肩のジャケットと合わせると胸元が肩に負けて貧弱に見える危険あり。また、光沢の強い生地はフォーマル感が強すぎてポロには不釣り合いだ。
[MEN’S EX2018年06月号の記事を再構成]
撮影/野口貴司(San・Drago)、鈴木泰之、岡田ナツ子 スタイリング/四方章敬、宮崎 司(CODE) ヘアメイク/松本 順(辻事務所) 構成・文/伊澤一臣 文/秦 大輔、吉田 巌(十万馬力)、安岡将文