グレーパンツの細かい話。—「今」な王道スタイル1週間—
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“本物の上質”とはこういうことを言うのか
今日のパンツは青山のテーラー、チッチオによる既製品。ナポリの職人との共作で、裁断はチッチオ、縫製はナポリだ。当地は装飾的なパンツが多いが、これは極めてシンプル。手縫いの温もりを基調にしつつ、極力装飾を排するのはチッチオの美学だ。本当にここは趣味がいい。テーラーが売るパンツだからと、購入時に微妙な補正をしてくれるのにも感心。本物の上質にはごまかしがない。それを教えてくれるパンツだ。
パンツ7万9000円/チッチオ(チッチオジャパン) ジャケット18万7000円/サルトリオ、シャツ2万3000円/ストラスブルゴ(以上ストラスブルゴ) メガネ3万3000円/イエローズプラス(コンティニュエ) 時計210万円/ヴァシュロン・コンスタンタン(ヴァシュロン・コンスタンタン) 靴7万9000円/クロケット&ジョーンズ(ビームス ハウス 丸の内) ベルト〈スタイリスト私物〉[MEN’S EX2018年6月号の記事を再構成]
撮影/竹内一将(STUH) スタイリング/四方章敬 ヘアメイク/MASAYUKI(The VOICE) 撮影協力/アルフレックス東京
※表示価格は税抜き