ニューバランスのスニーカーは一体何が凄いのか? 「歴史」と「作り」を考察する

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| 歴史 |

矯正靴生産で培ったノウハウを活かし、

コンフォータブルな履き心地を徹底して追求

ニューバランスの歴史

英国文化色濃いアメリカ東海岸のボストンにて、ニューバランス(以下NB)は1906年に誕生した。当初の製品は、扁平足等の足に不自由を抱える人に向けた、アーチサポートインソールや矯正靴。社名にはその製品を履いた人に”新しいバランス”をもたらすという意味が込められた。余談だが創業者のウィリアム・J・ライリー氏は、庭にいるニワトリの足を見てその完璧なバランスに驚き、3点支持の設計に活かしたという。

そして’60年代、NBはカスタムメイドのランニングシューズ生産を開始する。トウ周りを圧迫することなく、踵から甲をしっかり支える矯正靴由来のアーチサポート構造は、走行時の自然な足運びにも貢献。既存のランニングシューズとは一線を画す、快適な履き心地をもたらした。そして’76年には、ランニング界の権威であるランナーズ・ワールド誌にて「320」がNo.1スニーカーに選出。ボストンのローカル企業が、一躍ランニングシューズのトップブランドとして、世界にその名を知られることになったのである。


ニューバランスM990 M990
伝説の高級スニーカー、最新版
100ドルという当時としては強気な価格設定で’82年に登場。多くの派生ロットを生んだロードランニングシューズの最新版は、輪を掛けて近未来的なルックスにも新鮮味が溢れる。3種のウィズ展開。米国製。2万5000円


過去にはこんな広告も

1982年ニューバランス「990」の広告
左:1982年登場の「990」の広告。「1000点満点中で990点の出来」という名の由来が大きく示されている。右:ウィズも選べることのよさをわかりやすく説いた、1989年のユニークな広告。
写真は英国フリンビー工場の生産風景。革の裁断は仕上がりを左右する重要な工程で、繊維が伸びる方向まで見極めた裁断が求められる。

写真は英国フリンビー工場の生産風景。革の裁断は仕上がりを左右する重要な工程で、繊維が伸びる方向まで見極めた裁断が求められる。

パーツ数が多いため縫製も大変だが、エッジすれすれを正確に素早く縫う技術の高さは圧巻。

パーツ数が多いため縫製も大変だが、エッジすれすれを正確に素早く縫う技術の高さは圧巻。

最後のバフ仕上げも丹念になされる。

最後のバフ仕上げも丹念になされる。

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2021

Autumn VOL.327

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