2018年秋冬の展示会ということで、ミラノの「WHITE」では、アウター類も数多く出展されていた。その中から、気になったブランドをピックアップ!
■Ermanno Gallamini
「エルマノ・ガラミーニのマントがとっても良かったよ!」と、ソウルの老舗百貨店、ギャラリアのバイヤーからおすすめされて、basement という地下エリアに位置するブースに行ってみると……なるほど、個性的なマントがずらり! デザイナーであるエルマノ・ガラミーニ氏もかなり個性的な風貌だが、スーツ地単体や、スーツ地×ブランケットのような素材をコンビにしたマントは、かなり目を引いた。メンズ・レディス問わず、ユニセックスで使えそうなのもいい。
■.OUTER
元デュベティカの方が立ち上げたという「.アウター」は、その名のとおりのアウターブランド。インナーダウンと、ウールのアウターの色の組み合わせを豊富に用意し、好みの色で組み合わせできるというアイデアが面白かった。なぜ、アウターの前に「.」がついているかというと、通常「.」は、文章の最後、つまりしめくくりにあるものだが、このブランドは、終わりなくその先にも、長く着てほしいという気持ちをこめてつけられたネーミングだそうだ。
■OFFICINA36
トータルルックでカジュアルウェアを展開する「オフィチーナ トレンタセイ」。ビッグラペルのミリタリー的コートが存在感を発揮した。