第93回目となる今回のテーマは、「PITTI LIVE MOVIE」
クラシコの建物の前には、映画館の前に飾られた新作映画の看板のようなディスプレイがずらり。
映画館のチケット売り場のような通用ゲートも作られた。
アルテアは、ニットブルゾンをチェック柄に織っていた。
ラルディー二は、スーツやJKだけでなくこうした英国調のカジュアルスタイルも展示。
ガブリエレ パジーニ。ガブリエレらしい艶気がありながら、シャツ&ネクタイも含めてブリティッシュ。
ドルモアのようなカジュアルニットジャケットも、ハウンズトゥース。
ベルヴェストのビッグシルエットのコートも大柄チェック。しかもリバーシブルだ。
タリアトーレも大柄〜小柄までチェックジャケットが多数。
英国ブランドのドレイクスは、ブリティッシュカントリー的な提案。
ルイジ ボレッリのアウターも、ブリティッシュカントリー調のものが多かった。
チルコロ1901。カラフルなグレンチェックは、遠目には織りのようだが……
これだけ寄って見ても、まだ織りのよう! 恐るべし転写プリント技術!
ザ・ジジは、超細畝のコーデュロイにヘリンボーンをプリント。
こちらもザ・ジジのコーデュロイ×チェックプリント。
ヘルノの「Laminer Impact」。その名の通り、吊るしたアウターに水をザブザブかけるというインパクト絶大!な展示。
13デニールの薄さと軽さ、ダウンはインジェクション注入のためさらに軽量化され、シームレスに。一部、肩回りなどにステッチ縫製がなされた部分も、裏側にサーモテープを施しているので、まさに完全防水といえる。
なので、水をかけても縫い目から水が入っているということがない完全防水!
地球環境に優しい撥水加工を採用したロロ・ピアーナの「グリーンストームシステム」。
キーレッドもカシミヤ素材にロロ・ピアーナのストームシステムを採用したダッフルなど機能素材コートが充実。
ロロ・ピアーナのスペシャルファブリックはここにも。こちらは「ストームシステム・ライトフレーム」という軽量で撥水・透湿性の高い素材。
カシミヤと合わさると美しいリバーシブル仕様になる。
軽くてスポーティだが、きちんと本切羽になっている。
トラベルなどに最適なグランサッソの「アクティブウール」。
「レインウール」という、撥水力のあるニットも登場。
エドワード グリーンの名作「チェルシー」。同じく名作ラスト82に、ユタカーフを。9種類のオイルを使ってなめして型押ししたシボ革と色みのグラデーションが美しい。いわゆる黒カーフのチェルシーとはまったく違う印象になる。
ソールもラバーにすることで、カジュアルにも対応できる。
羽織ってみると、4ポケットの原型を踏襲している、ベルスタッフの「ロードマスター」。
しかしめくって内側を見ると、保温に必要な部位にだけダウンが入っている。
可動域を確保するため背骨、脇、肘の回りはダウンを抜くという新発想。
表面はダウンが入っている感がまったくなく、もこもこせずにすっきり着られる。
ブルゾンの名作、バルスターにはソフトなスエードタッチのものが登場。
ここにも英国調の転写プリントを施すなど、現代的な試みが。
ビルケンシュトックの「アリゾナ」は、バックルをかなり巨大にするという遊び心。
秋冬ということで内側にボアを敷いたものも登場した!