人気の英国靴【クロケット&ジョーンズ】の5大傑作ベストセラーといえば?

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多彩なスタイルに合うだけでなく、どの場合も確実に印象を格上げしてくれるのがクロケット&ジョーンズの美点。ベストセラー5足をご紹介する。

CAVENDISH 3/キャベンディッシュ3

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7万9000円(グリフィンインターナショナル)
房飾り(タッセル)付きのローファーをドレススタイルのハズしに活用することが世界的流行だが、その火付け役がクロケット&ジョーンズのキャベンディッシュだ。写真は従来の木型をベースに、より日本人の足型に馴染む新木型「375」を採用した「キャベンディッシュ3」。踵回りやアーチ部のサイズが狭められ、よりホールド性が向上している。

タッセルローファーがドレススタイルと意外な相性を見せるのは、ローファーでありながら房飾りというエレガントな装飾性を持つからだ。中でも「キャベンディッシュ3」は細身の木型がいっそうの気品を漂わせ、伊サルト仕立ての最高級スーツや英国一流メゾンのフォーマルジャケットにも合う。それでいて特有の軽快感が装いの粋なツイストになってくれる。洒落者がこぞって愛用する理由はここにあるのだ。



BOSTON 2/ボストン2

fashion_20171108_crockett_22_sasikae.jpg 6万8000円(グリフィンインターナショナル)

ネオトラッドな装いに最高にハマるのが「ボストン2」。丸いトウやつまみ縫いのモカこそ米国風だが、仕立ては極めて端正でトラッド一辺倒でないからだ。写真の「2」では踵やウエストをスリムにした新木型「376」の採用でよりバランス感が向上。時代性の表現に長けるC&Jらしい一足だ。



SEDGEMOOR/セッジムーア

fashion_20171108_crockett_33sasikae.jpg 8万円(ユナイテッドアローズ 原宿本店)

ぽってりしたラウンドトウや重厚なストームウェルト製法が生む”野暮洒落”感が魅力の「セッジムーア」。クロケット&ジョーンズの新境地ともいえるこのモデルにUAが早速別注を敢行。アッパーを型押し革、ソールをダイナイトとし、より素朴な趣が漂う一足にした。これにマッチする装いといえば、大人のワークスタイルだろう。素朴なカバーオールにクリーンなニットや黒スラックスを合わせる、といったこなしに絶好だ。木型「335」。



MORETON/モールトン

fashion_20171108_crockett_44_sasokae.jpg 8万円(グリフィンインターナショナル)

たとえば茶のスーツにたっぷりしたシルエットのコート、インナーは差し色のニットといった、いかにもフレンチシックなコーデには、仏靴もいいが、クロケット&ジョーンズの名作「モールトン」ならグッと大人のバランス。同作は仏靴に多いUチップながら、広いエプロンやキリッとしたモカ、屹立したサイドウォールという英国ドレス靴的木型により、足元が甘くなりすぎずシャープにまとまるからだ。リッジウェイソール。木型「292」。



CHERTSEY/チャートシー

fashion_20171108_crockett_55_sasokae.jpg 6万7000円(グリフィンインターナショナル)

ベーシックにして上質な服を肩肘張らずに着るのが今のカジュアルの要諦だが、無論くだけすぎはNG。どこかに引き締める要素を盛り込むのが大切だ。「チャートシー」はそれに適任。スエードによる優しげな佇まいは旬の色落ちデニムに最高に馴染みつつ、一定の品位を保つ。スタイル全体があくまで品よくまとまるのは、靴の格調が下支えしているからこそなのだ。木型「224」。



クロケット&ジョーンズのブランドに関するお問い合わせ先は、
グリフィンインターナショナル TEL:03-5754-3561

[MEN’S EX 2017年11月号の記事を再構成]
撮影/若林武志、岡田ナツ子 スタイリング/四方章敬 文/吉田 巌〈十万馬力〉

※表示価格は税抜き

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