グレー × グレー
濃度の異なるグレーを重ねて、メリハリを出そう
防風裏地付きのニットを軸にした、グレーの濃淡による装い。
「濃淡に加えて異素材もミックスすれば、グレーを重ねても単調になりません。こうした風よけや保温裏地付きのニットは、身軽でインナーも最小限で済むため、アウター代わりに着るプロが増えています」
グレー × ホワイト
優しく品のある白にはグレーが名脇役に
白のカシミヤニットに帽子やリバティ柄パンツで差し込んだライトグレーが上品。
「白を主役に相性のいいグレーを脇役として効かせました。グレーは一点使いするよりも、複数のアイテムや柄色で取り入れて全身をほんのりグレイッシュにすると品良く仕上がります」
グレー × ネイビー
王道の紺と組み合わせれば爽やかなイメージも加わる
上半身はグレーニットで動きやすさ重視、下半身は裏地がフリースの中綿ネイビーパンツで保温性を強化。
「普段着の延長線上にある誰でも爽やかに決まる配色。プロも好んでよく着ています。全身にネイビーを散らせば視線が動き、つまらない着こなしに見えません」
[MEN’S EX 2017年12月号の記事を再構成]
撮影/若林武志 監修・スタイリング/森岡 弘(Glove) 文/間中美希子